ルーク・ドナルド主将率いるライダーカップ欧州チームの12選手が11日の朝、ローマ郊外のライダーカップ開催コース、マルコ・シモーネG&CCに到着した。前週のDPワールド(欧州)ツアーの「ホライゾン・アイルランドオープン」戦ったローリー・マキロイ(北アイルランド)にシェーン・ローリー(アイルランド)、週末に婚約発表をしたばかりのマシュー・フィッツパトリック(イングランド)も合流した。
晴天の下、12名が白のポロシャツにベージュの短パン姿で揃ってコース入りする様子をSNSで公表、レンジでウオーミングアップのあとは談笑しながら賑やかにコースへと繰り出した。
欧州チームは月曜日の1日をかけてじっくりと練習ラウンド。そのまま12選手はDPワールド(欧州)ツアーのフラッグシップ大会、「BMW・PGA選手権」(ウエントワースGC)に出場するためロンドンへと向かった。
欧州チームの到着2日前には米国チームがコース入り、練習ラウンドを行ったが実は12選手中参加したのは9選手だった。ジョーダン・スピースは第2子誕生が間近のたけ欠席、パトリック・キャントレー、ザンダー・シャウフェレはともに「家族諸事情」から練習ラウンドを見送ったと、現地入りしたザック・ジョンソン主将が明かした。
同コースでは過去3年、DPワールド(欧州)ツアーのイタリアンオープンが開催されている。
今週米PGAツアーは「フェデックスカップ・フォール」が開幕、「フォーチネット選手権」(9月14〜17日・カリフォルニア州ナパバレー)にはマックス・ホーマとジャスティン・トーマスが参戦するがライダーカップ前週はオープンウィーク、一方のDPワールド(欧州)ツアーは「カズー・フランスオープン」(9月21〜24日)が開催される。(文・武川玲子=米国在住)