一方で、小平が見据えるのは米ツアーへの道だ。「日本の賞金ランク2位の成績でWGC−メキシコに出られますし、スポット参戦する欧州ツアーなどで稼げば、WGCのマッチプレーやマスターズの出場も見えてきます。その上でポイントを稼いでいって、ウェブドットコムツアーファイナルに出るのが目標ですね。岩田(寛)さんみたいなルートが理想だと思っています。いきなりシードではなく、着実にステップアップしていきたい」
小平が例に挙げた岩田は14年の「WGC−HSBCチャンピオンズ」で3位タイに入り、ツアー外メンバーながら大きなポイントを獲得。その後、当時予定していたウェブドットコムツアーQTへの出場を取りやめ、WGCなどスポットでの米ツアー出場でポイントを稼ぐ道を選択。そのままシード獲得とはならなかったが、翌年のウェブドットコムツアーファイナルで上位に入り、米ツアーの出場権を獲得した。小平が目指すのは、まさにこのルートだ。
このように、同じ海外を目指す選手でも思い描くルートはまさに三者三様。それだけ海外に進出するためのルートが整備されてきたともいえる。日本ツアーはまだまだオフシーズンが続くが、この冬も日本人選手が海外で活躍する勇姿が多く見られそうだ。
小平が例に挙げた岩田は14年の「WGC−HSBCチャンピオンズ」で3位タイに入り、ツアー外メンバーながら大きなポイントを獲得。その後、当時予定していたウェブドットコムツアーQTへの出場を取りやめ、WGCなどスポットでの米ツアー出場でポイントを稼ぐ道を選択。そのままシード獲得とはならなかったが、翌年のウェブドットコムツアーファイナルで上位に入り、米ツアーの出場権を獲得した。小平が目指すのは、まさにこのルートだ。
このように、同じ海外を目指す選手でも思い描くルートはまさに三者三様。それだけ海外に進出するためのルートが整備されてきたともいえる。日本ツアーはまだまだオフシーズンが続くが、この冬も日本人選手が海外で活躍する勇姿が多く見られそうだ。