<ザ・ホンダ・クラシック 最終日◇25日◇PGAナショナル(7,110ヤード・パー70)>
「ザ・ホンダ・クラシック」は72ホールを終え、トータル8アンダーで首位に並んだルーク・リストとジャスティン・トーマス(ともに米国)がプレーオフに。リストがパーだったのに対し、トーマスが1ホール目でバーディを奪取。昨年10月の「ザ・CJカップ」以来となるシーズン2勝、ツアー通算8勝目を手にした。
【関連写真】ポージングに注目!?タイガーはスライスをこう打つ
72ホール目のティショットを終えた時点では、トーマスは劣勢に立たされていた。飛ばし屋のリストが317ヤードのキャリーを放ち、FWのど真ん中。その後に強振したトーマスのティショットは右ラフにつかまっていた。2打目は深いラフからウェッジで出すだけだったトーマスに対し、リストは難なく2オン。観る誰もがトーマスの負けを覚悟してもおかしくないが、本人は冷静だった。
残り117ヤードの3打目をやさしく打ち出したウェッジショットは、着弾後にピンに寄っていき、カップ右をかすめる。チップインイーグルすら予感させたほどの集中力。このゲームを見たコーチ兼フィッターの筒康博は「トーマス選手は爆発力があることから、超攻撃型の選手に見えますが、実は守りが堅いからこそ、こういったプレーが出来るんです」と指摘。
「使用ギアを見ていても、トーマス選手は自分に合うギアを滅多に替えません。ロングホールのティショットでドライバーを強振できるのも、使い慣れたクラブでこそ出来る芸当。ティショットを曲げても、ウェッジでいつでもバーディが取れるという自信の裏返しだと思います」(筒康博)
「ザ・ホンダ・クラシック」は72ホールを終え、トータル8アンダーで首位に並んだルーク・リストとジャスティン・トーマス(ともに米国)がプレーオフに。リストがパーだったのに対し、トーマスが1ホール目でバーディを奪取。昨年10月の「ザ・CJカップ」以来となるシーズン2勝、ツアー通算8勝目を手にした。
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72ホール目のティショットを終えた時点では、トーマスは劣勢に立たされていた。飛ばし屋のリストが317ヤードのキャリーを放ち、FWのど真ん中。その後に強振したトーマスのティショットは右ラフにつかまっていた。2打目は深いラフからウェッジで出すだけだったトーマスに対し、リストは難なく2オン。観る誰もがトーマスの負けを覚悟してもおかしくないが、本人は冷静だった。
残り117ヤードの3打目をやさしく打ち出したウェッジショットは、着弾後にピンに寄っていき、カップ右をかすめる。チップインイーグルすら予感させたほどの集中力。このゲームを見たコーチ兼フィッターの筒康博は「トーマス選手は爆発力があることから、超攻撃型の選手に見えますが、実は守りが堅いからこそ、こういったプレーが出来るんです」と指摘。
「使用ギアを見ていても、トーマス選手は自分に合うギアを滅多に替えません。ロングホールのティショットでドライバーを強振できるのも、使い慣れたクラブでこそ出来る芸当。ティショットを曲げても、ウェッジでいつでもバーディが取れるという自信の裏返しだと思います」(筒康博)