来季の出場権をかけたフェデックスカップ・フォールの最終戦「ザ・RSMクラシック」が終了し、ポイントレース『フェデックスカップランキング』の最新順位が発表された。
4日間トータル4アンダーの75位タイで終えた小平智は、151位から153位へ後退。125位以内に与えられるシード権、150位以内のやや限定的ながら来季の出場権を確保できる、いわゆる“準シード権”ともに逃す形となった。
小平は自身のインスタグラムを更新し、「PGATOURの出場権を獲得することができませんでした。色々あった一年でしたが成長も感じられた年でもありました!悔しいです」と心境を吐露。
続けて、「FINAL QTで5位以内に入れば来年の出場権をGETできる」と、別ルートで出場権獲得を目指すという。2013年からQT(米国での通称はQスクール)を突破しても、直接PGAツアーへの出場権を獲得できず、米下部のコーンフェリー・ツアーへの出場権を得られる仕様に変更された。しかし、今年からファイナルQTでトップ5に入った選手には、直接PGAツアーの出場権が与えられることとなった。小平は“ラストチャンス”に賭けて、12月14日から始まるファイナルQTに挑む。
なお、「ザ・RSMクラシック」を制したルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン)は96位から53位へ急浮上し、“格上げ大会”と呼ばれる高額賞金大会への出場権が与えられる51~60位に滑り込んだ。その他、格上げ大会への出場権を獲得した選手は以下のとおりとなっている。
51位:マッケンジー・ヒューズ(カナダ)
52位:ボウ・ホスラー(米国)
53位:ルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン)
54位:ベン・グリフィン(米国)
55位:テーラー・モンゴメリ(米国)
56位:マット・クーチャー(米国)
57位:ニック・ハーディ(米国)
58位:J.J.スポーン(米国)
59位:サム・ライダー(米国)
60位:ルーク・リスト(米国)