＜アーノルド・パーマー招待 最終日◇18日◇ベイヒルC＆ロッジ（7,419ヤード・パー72）＞

世界のトッププレーヤーの中には、神様や迷信を信じる選手もいれば、「そんなものはまったく信じない。ナンセンス」という選手もいる。

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だが、アーノルド・パーマーが2016年9月に天国へ旅立って以来、2度目の「アーノルド・パーマー招待」を迎えた今年のベイヒルには、今は亡きパーマーの魂が「遊びに来たよ」と言っていたように思えてならない。

今大会で過去8勝を挙げたタイガー・ウッズ（米国）が5年ぶりにベイヒルで戦う姿を眺めながら、かつてウッズの肩を抱きながら楽しそうに笑っていたパーマーとのツーショットを思い出した人は多かったはずだ。

膝や腰を痛めては戦線離脱とリハビリを繰り返し、私生活面でも「いろいろ」あったウッズの成績が振るわなくなり、「ウッズ時代の終焉」「世代交代」と言われてきた一方で、ウッズというカリスマ的存在を失ったゴルフ界は輝きを失ったとも言われて久しい。