＜マスターズ 初日◇5日◇オーガスタ・ナショナルGC（7,435ヤード・パー72）＞

米国男子メジャー初戦「マスターズ」は初日の朝を迎えた。澄み渡った青空。吐く息も白くなるほどの冷え込みの中、現地時間8時15分より恒例のオナラリースタートが行われ、マスターズ通算3勝のゲーリー・プレーヤー（南アフリカ）、同6勝のジャック・ニクラウス（米国）が昨年に引き続きティショットを放った。

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多くのパトロンに見守られ、ティグラウンドに立った2人。フレッド・リドリーチェアマンより、「ゴルフのグローバルアンバサダー」と紹介を受けたプレーヤー。82歳とは思えない力強いスイングで会場を沸かせた。

「誰も到達することのできない偉大な記録を打ち立てた」と紹介されたニクラウスは、大会最多の通算6勝。「飛ばすぞ！」と気合が込められたレジェンドの一打で、パトロンの拍手喝さいを浴びていた。

初日は日本時間21時30分にトップスタートのウェズリー・ブライアン、オースティン・クック、テッド・ポッターJr.（いずれも米国）がティオフ。松山英樹は23時09分よりポール・ケーシー（イングランド）、パットン・キジーア（米国）と同組でスタート。タイガー・ウッズ（米国）は23時42分よりトミー・フリートウッド（イングランド）、マーク・リーシュマン（オーストラリア）とともにスタートする。