＜マスターズ 初日◇5日◇オーガスタ・ナショナルGC（7,435ヤード・パー72）＞

海外メジャー「マスターズ」に初出場を果たした小平智は、3バーディ・2ボギーの「71」、1アンダー・16位タイで初日を終えた。

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スタート1番ホールのティグラウンドに上がったときには、「やっとここに立てた。長かった」という思いでオーガスタの地を踏みしめた。プレーが始まれば浮き足立つことなく「自分のゴルフをするだけ」と集中。前半7番ではバンカーからチップインバーディを奪取し、「地響きじゃないけど、気持ちよかった」と大歓声を浴びるなど活躍を見せた。

この日はツアー通算34勝、メジャー3勝のビジェイ・シン（フィジー）とラウンドをともにした。「ビッグ5で、僕が小さい頃から見ていた選手。プレーも上手いし、リズムもいい。それについていったらと思ってやっていた」と、元世界ランク1位のプレーが奏功。

加えて、「結構話しかけてくれて、リラックスして回れた」という。「ドライバーを見せて、俺もこのドライバー欲しい」や「今何歳だ、見た目は22歳だけど」など、世界トッププレーヤーとのそんな会話もマスターズならでは。緊張感のなかでもラウンドを楽しんだ。