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松山英樹のマスターズ制覇に必要なものとは?

松山英樹のマスターズ制覇に必要なものとは?

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年4月9日 15時01分

マスターズ 最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>

マスターズ」7回目の出場で初制覇を目指した松山英樹の挑戦は、19位に終わった。最終日こそスコアを3つ伸ばしてトータル3アンダーまで浮上したが、優勝のパトリック・リード(米国)とは12打差。この差はどこから生まれたのか。

【連続写真】世界NO.1の呼び声も 松山英樹の2018年スイング写真

2月上旬には突然、左手の痛みが発症し一時ツアーを離脱。ケガの影響で成績が振るわなかったのか問われた松山。「関係ないと思います。ケガをした時点でここまでのスケジュールを考えてやっていたので。調整できたかどうか、成功と失敗は本人の中でしか分からない」と唇をかんだ。

続けて「結果だけ見れば失敗だった」とも話した松山。その言葉から推測するに、少なからず手応えはあったのだろう。開幕前は「すべてに期待できない」と話していたが、悲観的なコメントが出るのはこれまでの松山と変わらない。何が狂ってしまったのか。各部門別の数字を見て明らかなのは、パットの不振だった。

優勝したリードが大会を通して平均パット1位、パーオンホールでの平均パット数も1位なのは当然として、松山はそれぞれ32位タイと31位タイ。それでも最終成績が19位なのだから、不振といいながらも、それだけショット力に救われたということだ。

距離別のパット数を見ると、10フィート以上のパットが入らなかったことが痛かった。10〜20フィートは42位タイ、20フィート以上は43位タイ。いわゆるミドル、ロングパットがカップに沈まなかったのだ。

米国でもまれ、2016年後半から17年前半までは無敵の強さを誇った。中国、日本、バハマ、米国と世界各地で勝利を重ねているため、グリーンへのアジャスト能力も高いのは間違いない。繊細なタッチが必要とされるオーガスタのグリーン。左手のケガによってフィーリングが奪われたことも十分考えられるのではないか。(文・高桑均)

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