＜全英オープン　最終日＞◇19日◇ターンベリー(7,204ヤード・パー70)

　スコットランドにあるターンベリーを舞台に開催された、男子メジャー第3戦「全英オープン」の最終日。6位タイスタートのスチュワート・シンク(米国)が、トータル2アンダーでホールアウトし、同スコアのトム・ワトソン(米国)とのプレーオフを制して優勝。メジャー初制覇を果たした。

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　ゲーム中盤までは、トータル3アンダーとしていた最終組のワトソン、マシュー・ゴギン(オーストラリア)、1つ前の組を行くリー・ウェストウッド(イングランド)の3つ巴となっていた。

　シンクは前半をトータル1アンダーで折り返すと、後半は出入りの激しいゴルフでバーディとボギーの繰り返し。優勝争いに顔を出すも、安定感に欠けていた。しかし、1アンダーで迎えた最終18番ホールでは、値千金のバーディを奪いトータル2アンダーでフィニッシュ。プレーオフ出場に望みをかけて後続を待った。

　ゴギンが14番からの3連続ボギーで優勝争いから脱落すると、ウェストウッドは最終組のワトソンに並ぶため、18番で攻めに行った結果ボギーを叩く。トータル3アンダーのワトソンが入れば優勝のパーパットを外したため、シンクとワトソンの一騎打ちに。4ホールのプレーオフへ突入する。