＜全英オープン　最終日＞◇19日◇ターンベリー(7,204ヤード・パー70)

　スコットランドにあるターンベリーを舞台に開催された、男子メジャー第3戦「全英オープン」の最終日。スチュワート・シンク(米国)が、トム・ワトソン(米国)とのプレーオフを制しメジャー初制覇。3位タイは地元出身のリー・ウェストウッド(イングランド)とクリス・ウッド(イングランド)がつけた。

S・シンクが伝統と歴史ある大会を制する！

　2オーバー14位タイでスタートした久保谷健一は、3番でバーディを奪い幸先の良いスターを切った。しかし、6番パー3では左のラフへ打ち込んでしまいボギー。9番でもボギーを叩いた久保谷は、前半を1オーバーで折り返した。

　後半は13番までじっと我慢のゴルフを展開。14、15番で連続ボギーを叩いたが、17番では3打目をバーディチャンスにつけてしっかり決める。最終18番でもセカンドがグリーンオーバーしたが、絶妙なアプローチでパーをセーブ。2バーディ・4ボギーでトータル4オーバー27位タイに終わった久保谷。「腰の痛みもあったけど満足の結果。もう少し仕上げてくれば良かったですけど…」と少々悔やんだが「予選2日間はカットラインが気になって緊張したけど、決勝ラウンドは楽しめました」と納得の4日間を振り返った。

　72位タイからスタートした今田竜二は5番でボギーが先行するが、その後7、9、10番でバーディを奪う快進撃を見せる。12番でボギーを叩いたが、その後は難しいコンディションの中すべてパーでまとめる。3バーディ・2ボギーのトータル11オーバー。64位に浮上して2度目の全英オープンを終えた。