＜全英オープン　2日目＞◇17日◇ターンベリー(7,204ヤード・パー70)

　スコットランドにあるターンベリーを舞台に開催されている、男子メジャー第3戦「全英オープン」の2日目。穏やかな初日とは一変して強風と冷たい風が吹く中、石川遼が第2ラウンドをスタートした。

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　出だしの1番ホール、ティショットをフェアウェイに運んだ石川はセカンドショットがフォローの風に乗ってしまいグリーンをオーバー。しかし、奥からしっかり寄せてパーをセーブ。まずまずの立ち上がりを見せた。

　2、3、4番はパーオンするがバーディは奪えず迎えた5番、この日難易度の最も高いパー4で2打目をオーバーしてしまいボギーが先行。6番のプレー中に強い雨が降ってきたが、石川は動じることなく前半でスコアを1つ落としただけにとどまった。

　「全英オープンらしい天気の中でゴルフができた」ホールアウト後こう振り返った石川だったが、後半は苦戦を強いられる。10番でドーナツ型バンカーの中央のラフからアンプレアブルを宣言しダブルボギーとすると、11番ではグリーン奥のカラーから、12番ではパーオンできず、13番ではグリーンをオーバーさせボギーを叩いてしまう。この時点でトータル4オーバー68位タイに後退。予選落ちの危機を迎えてしまった。