<ウェルズ・ファーゴ選手権 最終日◇6日◇クエール・ホローC(7,554ヤード・パー71)>
ウェルズ・ファーゴ選手権の最終日、セカンドカットで去ってしまった松山英樹の姿は無かったが、8位になったパトリック・リード(米国)の鮮やかなピンクシャツ姿を見て、なんとなく、うれしい気持ちになった。
【写真】パトリック・リード マスターズ制覇時のグリーンジャケット姿
タイガー・ウッズ(米国)に憧れてジュニア時代から試合の最終日はレッドシャツを着て戦ってきたリードだが、今年のマスターズ最終日はウエア契約先のナイキの意向により、レッドシャツはウッズのみに限定され、他のスタッフプレーヤーはピンクシャツを着せられた。
そのピンクシャツでマスターズを制し、ピンクシャツの上にグリーンジャケットを羽織ったリードは、マスターズ後に初めて試合の場に登場したチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズの開幕前会見にもピンクシャツで登場。そして、マスターズ後の初めてのストロークプレー個人戦となった今大会でも最終日はピンクシャツでプレーした。レッドシャツからピンクシャツへ。それは「ウッズに憧れたリード」が「メジャーチャンプのリード」へと成長し、自分だけの世界を確立した1つの証しなのだと思う。
競技ゴルフはスコアと順位を競い、勝利を目指す戦いではあるが、突き詰めれば、ゴルフは自分との戦い。自分の世界をどうやって作り出し、維持していくかが、カギになる。リーダーボードを眺めれば、今大会のサンデーアフタヌーンの優勝争いは、メジャーチャンプで元世界一のジェイソン・デイ(オーストラリア)と、今季ルーキーで世界206位のアーロン・ワイズ(米国)の戦いの様相を呈していたが、彼ら2人は、それぞれに自分の世界で戦っていた。
ウェルズ・ファーゴ選手権の最終日、セカンドカットで去ってしまった松山英樹の姿は無かったが、8位になったパトリック・リード(米国)の鮮やかなピンクシャツ姿を見て、なんとなく、うれしい気持ちになった。
【写真】パトリック・リード マスターズ制覇時のグリーンジャケット姿
タイガー・ウッズ(米国)に憧れてジュニア時代から試合の最終日はレッドシャツを着て戦ってきたリードだが、今年のマスターズ最終日はウエア契約先のナイキの意向により、レッドシャツはウッズのみに限定され、他のスタッフプレーヤーはピンクシャツを着せられた。
そのピンクシャツでマスターズを制し、ピンクシャツの上にグリーンジャケットを羽織ったリードは、マスターズ後に初めて試合の場に登場したチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズの開幕前会見にもピンクシャツで登場。そして、マスターズ後の初めてのストロークプレー個人戦となった今大会でも最終日はピンクシャツでプレーした。レッドシャツからピンクシャツへ。それは「ウッズに憧れたリード」が「メジャーチャンプのリード」へと成長し、自分だけの世界を確立した1つの証しなのだと思う。
競技ゴルフはスコアと順位を競い、勝利を目指す戦いではあるが、突き詰めれば、ゴルフは自分との戦い。自分の世界をどうやって作り出し、維持していくかが、カギになる。リーダーボードを眺めれば、今大会のサンデーアフタヌーンの優勝争いは、メジャーチャンプで元世界一のジェイソン・デイ(オーストラリア)と、今季ルーキーで世界206位のアーロン・ワイズ(米国)の戦いの様相を呈していたが、彼ら2人は、それぞれに自分の世界で戦っていた。