<トラベラーズ選手権 3日目◇24日◇TPCリバー・ハイランズ(米コネチカット州)◇6852ヤード・パー70>
米国男子ツアー「トラベラーズ選手権」は3日目の競技が終了した。2日目に「64」で46人抜きを果たした松山英樹は、3日目も「65」と5つ伸ばしてトータル12アンダー。22位タイから15位タイに浮上してきた。
松山は出だしの1番、2番を連続バーディで発進し、3番をボギーとして迎えた456ヤードの7番パー4。ティショットで308ヤードかっ飛ばしてフェアウェイに運ぶと、残り147ヤードのセカンドショットはピンそばに落ちて、そのままカップイン! ショットイン・イーグルで一気に2つ伸ばした。
後半に入って10番では10メートル、11番では5メートル弱、13番では1.5メートルを沈めてバーディ。フェアウェイキープ率は73.81%で全体10位、パーオン率は85.19%で全体5位、ショットのスコア貢献度を示す『ストローク・ゲインド・ティ・トゥ・グリーン』は全体7位と、持ち前のショット力を発揮して好ラウンドにつなげた。最終日は世界ランキング3位のローリー・マキロイ(北アイルランド)とのペアリングでプレーする。
3日目を終えて単独とトップに立っているのは、キーガン・ブラッドリー(米国)。この日は6バーディ・ボギーなしの「64」でトータル21アンダーまで伸ばした。最終日は日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」以来のツアー6勝目をかけて戦う。
1打差のトータル20アンダー・2位にチェズ・リービー(米国)、トータル16アンダー・3位にこの日「61」を叩き出したパトリック・キャントレー(米国)が続く。
そのほか、前週の「全米オープン」で優勝争いをみせたリッキー・ファウラー(米国)が1イーグル・8バーディの「60」をマークしてトータル15アンダー・4位タイ、世界No.1のスコッティ・シェフラー(米国)はトータル14アンダー・7位タイで最終日に進んだ。