＜WGC-ブリヂストン招待　事前情報＞◇5日◇ファイアーストーン・カントリークラブ(7,400ヤード・パー70)

　米国男子ツアー「WGC-ブリヂストン招待」が、オハイオ州にあるファイアーストーン・カントリークラブを舞台に6日(木)開幕。今大会は4大メジャーに次ぐ大規模なトーナメントの1つで、世界各国からトッププロ80名が集結。“真の世界一”を目指し4日間の熱い戦いを繰り広げる。

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　優勝候補の筆頭は、なんといってもタイガー・ウッズ(米国)。先週の「ビュイック・オープン」で今季4勝目を挙げたウッズは、好調な勢いにそのまま乗り込んできている。またウッズは、今大会では1999年から2001年までと2005年から2007年まで3連覇を2度達成。抜群の相性と強さを誇る大会で7度目の優勝を狙いに行く。

　主な出場選手は、ディフェンディングチャンピオンのビジェイ・シン(フィジー)をはじめ、今季のメジャーチャンピオンのアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、ルーカス・グローバー(米国)、スチュワート・シンク(米国)らも参戦。また「全米オープン」以降ツアーを離れていたフィル・ミケルソン(米国)も、病気と闘っていた家族の容体が落ち着いたので出場を決意した。日本からは、世界ランキング43位の片山晋呉と、6月に開催された「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」で優勝し出場権を獲得した五十嵐雄二が出場する。

　ウッズはカール・ペターソン(スウェーデン)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)と同組でのラウンド。ミケルソンはカミロ・ビジェガス(コロンビア)とアーニー・エルス(南アフリカ)、片山はリー・ウェストウッド(イングランド)とベン・カーティス(米国)、五十嵐はジェフ・オギルビー(オーストラリア)とダスティン・ジョンソン(米国)とのペアリングになった。