＜WGC-ブリヂストン招待　2日目＞◇7日◇ファイアーストーン・カントリークラブ(7,400ヤード・パー70)

　オハイオ州にあるファイアーストーン・カントリークラブで開催されている、米国男子ツアー「WGC-ブリヂストン招待」の2日目。メジャー並みの難しいコースセッティングに各選手が苦しむ中、2アンダー8位タイでスタートしたタイガー・ウッズ(米国)もスコアを伸ばすことができず13位タイに一歩後退した。

タイガー、4打差8位タイ発進！首位はP・ハリントン　初日結果

　3番でボギーが先行したウッズは、8番でバーディを奪うがその後は我慢のゴルフを展開。難コース相手に思うようなゴルフをさせてもらえずショットの切れも芳しくない。16番でようやく2つ目のバーディを奪うが最終18番でボギーを叩いてホールアウト。2バーディ・2ボギーでトータル2アンダーは変わらないが、順位は13位タイに後退。首位をキープしたパドレイグ・ハリントン(アイルランド)が、着実にスコアを1つ伸ばしたためその差は5ストロークとなった。残り2日間の巻き返しに期待したい。

　7週間ぶりにツアーに復帰し、ウッズと同じく注目を集めているフィル・ミケルソン(米国)は、27位タイからのスタートでいきなり2番パー5でイーグルを奪った。しかし、その後は目立ったプレーがなく9、10番でボギーを叩き、11番でバーディを奪い返すもその後はすべてパー。スコアを1つ伸ばし22位タイとしたが、手応えを感じることのできないまま2日間が終了した。

　日本の片山晋呉も終始ボギーが先行し、終盤で2つのバーディを奪うが、この日だけで2つスコアを落としてしまいトータル6オーバー。苦戦を強いられ69位タイに後退した。また、五十嵐雄二もこの日は13オーバーと崩れ、79位に低迷している。