<全米プロゴルフ選手権 最終日>◇16日◇ヘーゼルティン・ナショナルゴルフクラブ(7,674ヤード・パー72)
米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の最終日。トータル8オーバーの70位タイからスタートした石川遼が世界ナンバー2の天才レフティを相手に堂々のゴルフを披露した。
遼、4連続ボギーで70位タイに後退…藤田は26位タイ 3日目
フィル・ミケルソン(米国)と同組となったこの日、石川はいきなりその力を見せ付けられる。ミケルソンはスタートの1番ホールで約200ヤードのセカンドショットを直接放り込みスーパーイーグルを奪取。石川とギャラリーの度肝を抜く。一方の石川は「世界のトップとのプレーで緊張があった」と語るなど、序盤は固さから1番、3番、4番と立て続けにボギーを叩きスコアを落としてしまう。
しかし、日本のワンダーボーイはこのままでは終わらない。7番パー5でこの日初のバーディを奪うと9番では約20メートルのバーディパットをねじ込みガッツポーズを見せる。11番はボギーを叩くも、15番パー5でバーディを取り返すと圧巻は16番。残り約60ヤードの3打目は一直線にピンに向かいバウンドしてそのままカップイン。「世界中のホールの難しさを集めたようなホール」と練習ラウンドで語っていた難関ホールで大観衆を熱狂させるミラクルバーディを奪ってみせ、最終日は4バーディ・4ボギーの72でホールアウト。ミケルソンを上回るスコアでまわりトータル8オーバーの56位タイでメジャー最終戦を終えた。
ボギーも出たが4つのバーディを奪った最終日を「最高の一日」と語った石川。「予選を通ったという意味では収穫は今までの倍あったと思う」マスターズ、全英オープンとは違った充実感と刺激に溢れたメジャーでの1週間。「また帰ってきたい。こういう舞台でプレーし続けたいと思いました」将来の米ツアー挑戦という目標もしっかりと胸に刻み、ヘーゼルティン・ナショナルを後にした。石川は20日(木)から開催される「関西オープン」から国内ツアーに復帰する。
米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の最終日。トータル8オーバーの70位タイからスタートした石川遼が世界ナンバー2の天才レフティを相手に堂々のゴルフを披露した。
遼、4連続ボギーで70位タイに後退…藤田は26位タイ 3日目
フィル・ミケルソン(米国)と同組となったこの日、石川はいきなりその力を見せ付けられる。ミケルソンはスタートの1番ホールで約200ヤードのセカンドショットを直接放り込みスーパーイーグルを奪取。石川とギャラリーの度肝を抜く。一方の石川は「世界のトップとのプレーで緊張があった」と語るなど、序盤は固さから1番、3番、4番と立て続けにボギーを叩きスコアを落としてしまう。
しかし、日本のワンダーボーイはこのままでは終わらない。7番パー5でこの日初のバーディを奪うと9番では約20メートルのバーディパットをねじ込みガッツポーズを見せる。11番はボギーを叩くも、15番パー5でバーディを取り返すと圧巻は16番。残り約60ヤードの3打目は一直線にピンに向かいバウンドしてそのままカップイン。「世界中のホールの難しさを集めたようなホール」と練習ラウンドで語っていた難関ホールで大観衆を熱狂させるミラクルバーディを奪ってみせ、最終日は4バーディ・4ボギーの72でホールアウト。ミケルソンを上回るスコアでまわりトータル8オーバーの56位タイでメジャー最終戦を終えた。
ボギーも出たが4つのバーディを奪った最終日を「最高の一日」と語った石川。「予選を通ったという意味では収穫は今までの倍あったと思う」マスターズ、全英オープンとは違った充実感と刺激に溢れたメジャーでの1週間。「また帰ってきたい。こういう舞台でプレーし続けたいと思いました」将来の米ツアー挑戦という目標もしっかりと胸に刻み、ヘーゼルティン・ナショナルを後にした。石川は20日(木)から開催される「関西オープン」から国内ツアーに復帰する。