＜ザ・メモリアル・トーナメント 3日目◇2日◇ミュアフィールド・ビレッジGC（7,392ヤード・パー72）＞

2日目の終盤6ホールで5つスコアを伸ばす怒涛の快進撃を見せ、決勝ラウンド進出を決めた池田勇太。しかしこの日は2バーディ・3ボギーとスコアを落とし、トータル1オーバー・74位タイ、1打及ばずセカンドカットを喫した。

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決して悪いゴルフが続いていたわけではない。1番からスタートし、14番まで2バーディ・ノーボギーとスコアを伸ばす展開だった。しかし15番から3ボギー。試合後に語った「14番でホールアウトすればよかった」という言葉もあながち冗談には聞こえないほどの“激変”ぶりだった。

運にも見放された。ダウンヒルに落ちた18番のセカンドショットは、「バンカーに入ってくれと思って打った。ピンに近かったしアップヒルだから簡単だと思って狙ったら（ダウンヒル）。ライも悪いし、そういうのが随所にあった」と狙いが裏目に出るシーンが目立った。ただ「悪いゴルフはずっとしてない。それがスコアに結びつくか、つかないかだけ」とプレー自体には納得の様子を見せた。

「あがり悪ければすべて悪し！　ありがとうございました！」。そう茶化した池田。劇的ラウンドの次の日にセカンドカットという結果も、その言葉をさらに皮肉なものに感じさせる。