<ザ・セントリー 最終日◇5日◇プランテーションコースatカパルア(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>
単独首位から出た松山英樹が1イーグル・7バーディ・1ボギーの「65」をマーク。2022年大会でキャメロン・スミス(オーストラリア)が記録した米ツアーの72ホール最多アンダーパー記録を1打更新し、トータル35アンダーでツアー通算11勝目を挙げた。
以下、一問一答をお届けする。
―通算11勝目、ハワイは2大会制覇
ハワイで2つとも勝ちたいと思っていたので、それが達成できてうれしい
―どんな思いで戦いましたか?
コリン・モリカワがきのうみたいに伸ばしていたので、10アンダー近いスコアを出さないと逃げ切れないと思っていた
―米ツアー新記録のトータル35アンダーについて
最後のパット、入るか入らないかでそういう感じはしていたので、記録が出せてうれしい。35だったら記録だろうなと思っていた。「そういうことを思っていたら入らないかな」と思っていたら、入りましたね
―この10カ月で3勝
本当にオフでね、すごいリフレッシュできた。ここからスタートするっていう気持ちでプレーができたので、それが良かった。9、10、11月とあまりゴルフをやっていない。そこが開いてしまっているので、勝っているという感覚もあまりない
―新しいパターはいつ手に入ったか
手に入ったのは12月のクリスマスあと。ハワイに来てここで初めて使いました
―パターの良かったところ
分からないですけど…入りましたね
―早藤将太キャディとの会話で、試合中に覚えていることは
今週はなにも覚えていない。自分自身の体調が良くないので、会話もあまりしていない。信頼できるかどうかというのはすごく大事だと思うし、将太とうまくやれているような気がする
―マウイでは火事もあった。そういう場所でプレーできて、記録を出して勝利した
火事があったときにこのコースでプレーできるのかというのは分からなかったけれど、去年も無事に開催できた。ここでいつか勝ちたいと思っていたのが、今年になってうれしい
―体調が良くないというのは
年末にかかった病気は治ったと思うけれど、今もしゃべると(喉が)痛い。動いたりするのは大丈夫
―アジア人として最多記録、メジャーも勝利。いまの目標はなに?
自分の目標にはまだ達していない。ここで話すことではなくて、自分のなかでゴールはある
―3番のショットインイーグル、5番のバーディを振り返って
3番はいいポジション、105ヤードからいいショットが打てた。バーディチャンスについたと思ったら入って、歓声で分かった。うれしかった。5番はコリンがグリーンに乗って、バーディかイーグルだと思った。2打リードしているとはいえ、バーディを獲っておかないと流れが切れてしまう。アゲンストかフォローか分からずに難しかったけれど、良いタッチが出せた
―ハワイで2連続優勝への期待もある
来週と今週は違うので、どういう状態かはわからないですけど、そのコースに合わせられるようにしたい。来年またここに戻ってこれるので、来週に向けてね、またいい準備をしたい