コースにいると時折「ポーッ」と汽笛の音がします。そうです。シネコック・ヒルズGCに接するように列車が走っているんです。この列車の名前は「ロングアイランド鉄道」(Long Island Rail Road)。黄色と青の顔の2階建て列車です。
本来、コースの近くに駅はありません。でも、全米オープンをなめちゃいけません。駅がなければ作っちゃえばいいんです。駅も歩道橋もすべて仮設ですが、かなり立派な造りです。階段だけでなくスロープもあるので車いすでも大丈夫。実際に車いすで来ている方もいました。
驚いたことにGoogle Mapsを起動すると、ちゃんと「Shinnecock Hills」駅があるじゃないですか! ニューヨーク都心部の「Penn Station」駅からここまで2時間強くらいかかりますが、1つの列車で数千人の人が降りてきました。運賃はちょっと高めで往復42.5ドル(約4,700円)。運転間隔は30分に1本ほど。アメリカは車社会なので、電車を使うというのはかなり珍しいそうです。日本のトーナメントでは電車で来て、最寄り駅からギャラリーバスというのが一般的ですね。
試しに駅から大勢のギャラリーに混じって、セキュリティゲートを通って、歩道橋を渡り、コースに入ってみると20分くらいかかりました。でも、コースは目の前なのでそこまでしんどくないです。気分を盛り上げながら歩くには、ちょうどいい距離と時間だと思います。おっと帰りの電車の時間なので、今日はもう失礼させていただきます。
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試しに駅から大勢のギャラリーに混じって、セキュリティゲートを通って、歩道橋を渡り、コースに入ってみると20分くらいかかりました。でも、コースは目の前なのでそこまでしんどくないです。気分を盛り上げながら歩くには、ちょうどいい距離と時間だと思います。おっと帰りの電車の時間なので、今日はもう失礼させていただきます。
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