<全米オープン 最終日◇17日◇シネコック・ヒルズゴルフクラブ(7,440ヤード・パー70)>
貫禄の大会連覇だった。118回の歴史の中で「全米オープン」を連覇したのは史上7人目。ブルックス・ケプカ(米国)が1988、89年のカーティス・ストレンジ(米国)以来の快挙を成し遂げた。
【連続写真】全米オープン連覇達成 飛ばし屋ケプカの最新スイング
「勝つ自信がある」と大会前から話していたその言葉に、ウソはなかった。首位タイ発進で迎えた最終日。5番までに3バーディを奪い、波に乗った。6番でボギーを喫したが、10番パー4ではセカンドショットを1メートルにつけてバーディ。続く11番では、「グレートボギーだった」と、ダブルボギー以上もありうる状況を乗り越えた。
その11番は、打ち上げのパー3で159ヤード。左からのフォロー風に対して、ピッチングウェッジで離れたボールは「軽めに打とうとして体が止まってしまった」と、グリーン左の短く刈られた傾斜を滑り落ち、「出すのも困難な状況だった」ほど深いラフに潜り込んだ。グリーンへは打ち上げで、ピンなど狙えるはずもなく、右サイドのバンカーを狙ったボールは狙いどおりバンカーへナイスインした。
ここまではプランどおり。このバンカーショットを3.5メートルに寄せ、「ダブルボギーを覚悟していた」パットは、カップの反対側に当たってカップイン。ボギーでしのぎ、勢いを止めることなく後半に向かった。「午前中の組の選手が11番のあのパットを打っているのを見ていて、みんなショートしていたので、強めに打てた」と、事前の下調べも効を奏した。
貫禄の大会連覇だった。118回の歴史の中で「全米オープン」を連覇したのは史上7人目。ブルックス・ケプカ(米国)が1988、89年のカーティス・ストレンジ(米国)以来の快挙を成し遂げた。
【連続写真】全米オープン連覇達成 飛ばし屋ケプカの最新スイング
「勝つ自信がある」と大会前から話していたその言葉に、ウソはなかった。首位タイ発進で迎えた最終日。5番までに3バーディを奪い、波に乗った。6番でボギーを喫したが、10番パー4ではセカンドショットを1メートルにつけてバーディ。続く11番では、「グレートボギーだった」と、ダブルボギー以上もありうる状況を乗り越えた。
その11番は、打ち上げのパー3で159ヤード。左からのフォロー風に対して、ピッチングウェッジで離れたボールは「軽めに打とうとして体が止まってしまった」と、グリーン左の短く刈られた傾斜を滑り落ち、「出すのも困難な状況だった」ほど深いラフに潜り込んだ。グリーンへは打ち上げで、ピンなど狙えるはずもなく、右サイドのバンカーを狙ったボールは狙いどおりバンカーへナイスインした。
ここまではプランどおり。このバンカーショットを3.5メートルに寄せ、「ダブルボギーを覚悟していた」パットは、カップの反対側に当たってカップイン。ボギーでしのぎ、勢いを止めることなく後半に向かった。「午前中の組の選手が11番のあのパットを打っているのを見ていて、みんなショートしていたので、強めに打てた」と、事前の下調べも効を奏した。