さらに、先月行われた「アイルランド・オープン」でも14位に食い込み、リンクス対策も万全。その状態で、過去3度挑んでは阻まれてきた、全英オープンの予選通過の壁に挑戦する予定だった。
そんな本人の心意気とは裏腹に、世界中を飛び回る長旅と連戦によって疲弊した宮里の体が悲鳴を上げている。しかし「出場の方向で準備を進めている」と話す宮里の表情には、諦めはない。むしろこの状況を逆手に取り、「回っているときよりも客観的に見ることができた」と前向きだ。
無論、ショットを打てないことにフラストレーションは募るが、全英オープン開催コースの中でも「最も難しい」とされるカーヌスティを第三者の目で見て、
「『ここは打ったほうがいい』『打たないほうが』とか見られて、逆に良かった。回るとどうしてもターゲットが狭くなってしまう。見えないところが、逆に回らないことで見られた」と、スイングなしのラウンドを冷静に振り返った。
果たして満身創痍の38歳は、初日の朝にスタートラインに立つことはできるのか?待ち受けるのは、難関コースよりもさらに高くて険しい道。「時間」との戦いだ。
そんな本人の心意気とは裏腹に、世界中を飛び回る長旅と連戦によって疲弊した宮里の体が悲鳴を上げている。しかし「出場の方向で準備を進めている」と話す宮里の表情には、諦めはない。むしろこの状況を逆手に取り、「回っているときよりも客観的に見ることができた」と前向きだ。
無論、ショットを打てないことにフラストレーションは募るが、全英オープン開催コースの中でも「最も難しい」とされるカーヌスティを第三者の目で見て、
「『ここは打ったほうがいい』『打たないほうが』とか見られて、逆に良かった。回るとどうしてもターゲットが狭くなってしまう。見えないところが、逆に回らないことで見られた」と、スイングなしのラウンドを冷静に振り返った。
果たして満身創痍の38歳は、初日の朝にスタートラインに立つことはできるのか?待ち受けるのは、難関コースよりもさらに高くて険しい道。「時間」との戦いだ。