<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇15日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71>
海外メジャーの中で唯一、プロゴルファーのみが出場する「全米プロゴルフ選手権」がまもなく開幕を迎える。昨年はブルックス・ケプカ(米国)が大会3勝目を果たし、LIVゴルフ勢初のメジャー覇者となり、歴史に名を刻んだ。
ところで、大会3勝以上の選手はどれくらいいるのか。ケプカは2018、19年の連覇に続いて23年も制覇。4度目の制覇をにらむが、大会4勝を挙げているのがタイガー・ウッズ(米国)。1999年、2000年と連覇。06、07年にも大会を制覇するなど2度の連覇を果たしている。
ケプカも大会初優勝から連覇、そして今年2度目の連覇を狙う。LIVゴルフではつい先日優勝を遂げたばかり。メジャーにめっぽう強いケプカが好調を武器に、ウッズ以来の偉業達成に邁進する。
ちなみに大会最多勝利はウォルター・へーゲン(故人)とジャック・ニクラスが持つ5勝。次いで4勝のウッズ。ケプカと並んでジーン・サラゼン、(故人)、サム・スニード(故人)が3勝を挙げている。
ただし、へーゲンの時代はマッチプレー方式。58年からストローク戦に変わって以降で4勝以上はニクラスとウッズのみ。偉大な大先輩と並ぶ記録に挑戦するケプカに注目。