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日程 2024年8月29日-9月1日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定今季の稼ぎは90億円超!? “最強王者”シェフラーの新境地【舩越園子コラム】
スコッティ・シェフラーが最終戦を制してボーナス36億円を獲得。名実ともに“最強王座”の誕生だ。
所属 ライター
舩越 園子 / Sonoko Funakoshi
配信日時: 2024年9月2日 03時01分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -30 | スコッティ・シェフラー |
2 | -26 | コリン・モリカワ |
3 | -24 | サヒス・ティーガラ |
4 | -19 | ラッセル・ヘンリー |
4 | -19 | アダム・スコット |
4 | -19 | ザンダー・シャウフェレ |
7 | -18 | イム・ソンジェ |
8 | -17 | ウィンダム・クラーク |
9 | -16 | シェーン・ローリー |
9 | -16 | 松山 英樹 |
PGAツアーのプレーオフ最終戦「ツアー選手権」は、松山英樹が年間王者のタイトルと2500万ドル(約36億円)のビッグボーナスを獲得できるかどうかに、日本のファンの注目が集まっていた。
しかし、松山は今一つスコアを伸ばしきれず、トータル16アンダー・9位タイで終了。見事な勝利を挙げ、年間王者に輝いたのは、28歳の米国人選手、スコッティ・シェフラーだった。
振り返れば、2年前の「マスターズ」最終日の朝、「僕には、オーガスタで優勝争いする準備がまだできていない」と言って、愛妻メレディスの胸で泣きじゃくったシェフラーは初々しい若者だった。
しかし、あれから2年半ほどを経た今大会のシェフラーは、勝って年間王者になるための準備が十分すぎるほどにできていた。
シェフラーがフェデックスカップ・ランキング1位でツアー選手権を迎えたのは今年が3度目。2022年大会では2位に6打差を付けて最終日を迎えながら、ローリー・マキロイ(北アイルランド)に逆転負けを喫し、2023年大会ではビクトル・ホブラン(ノルウェー)に勝利を持っていかれた。
だが、今年のシェフラーは初日から首位を守り抜き、2位のコリン・モリカワ(米国)を4打も引き離すトータル30アンダーで、自身初の完全優勝を達成し、自身初の年間王者に輝いた。
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とはいえ、最終日には波乱も…この記事のタグ
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