2日、8月に開催される「横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜」の記者会見が会場の横浜カントリークラブで行われた。会見後、大会アンバサダーの丸山茂樹が報道陣の囲み取材に応じ、男子シニアメジャー「全米シニアオープン」でプレーオフの末、惜しくも2位になった藤田寛之について語った。
大会は日曜日の最終ラウンドが悪天候のため中断すると、再開することなくそのまま順延となり月曜日決着へ。10番を終えていた藤田は3打のリードを持っていたが、リチャード・ブランド(イングランド)に追いつかれ、プレーオフへ。結果、4ホール目で藤田がパーセーブができず、敗れた。
「日曜日で完結して欲しかったかな。ゴルフって、その週に持っている運気みたいなのを絶対感じているはず。月曜日の出だしの3ホールでつまずいた時にちょっと嫌だなと、コースレイアウトも見てたらやっぱり難しいところで打ってしまったと思うので、そこの辺が後から尾を引いたかなっていう感じはするよね」と丸山は話した。
それでも、「やっている本人が一番悔しい思いをしたと思うけど、プレーはカッコよかったと思うし、オジサンたちの励みになったと思う。僕もああいう風に頑張りたい」。同じ1969年生まれの“盟友”に労いの言葉を送った。