タイガー・ウッズ(米国)の新たな戦闘服がお披露目された。現地時間12日の午後、ロサンゼルスでイベントを開催。新しいウェア『Sun Day Red』(サンデーレッド)を正式に発表した。虎が走っているように見えるロゴも同時に公表。PGA公式サイトがこのイベントについて詳細を報じている。
昨年4月「マスターズ」以来の公式戦となるタイガーだが、その開幕前にビッグニュースが舞い込んだ。今週のPGAツアー「ジェネシス招待」の会場、リビエラCCの近くで行われた特別イベントで新ウェアが発表された。
1月8日に長年愛用してきたナイキとのパートナーシップ終了を発表。次のウェアはどこになるか…という期待が漂うなか、今月に入ってから自身のX(旧ツイッター)で「ビジョンは変わらない。2.12.24」と投稿するなど、今回のイベントでの発表をほのめかしていた。
「これは母から始まった。母はやぎ座の僕のパワーカラーは赤だと思っていた。僕はジュニアゴルファーの時に赤を着て、いくつかの試合で優勝した。さらにスタンフォード大学という赤い大学に通った。プロとしてプレーするすべてのトーナメントで赤を着てきた。僕の代名詞なんだ」
月曜日のイベントでそう語ったタイガー。最終日に赤のウェアに黒のパンツを着用することが、いわゆるトレードマークになっている。
2017年からテーラーメイドとクラブ契約を結んでいるが、そのグループであるテーラーメイド・ライフスタイル・ベンジャーズが『Sun Day Red』と『SDR』の商標を出願。『Sun Day Red』はテーラーメイド傘下の独立したユニットとして運営される。
テーラーメイドCEOのデビッド・アベレス氏は「このブランドはテーラーメイドから独立している。このブランドは独自のアイデンティティを持つことになる」と話した。