<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇7日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
日本ツアー6勝の平田憲聖は2度目のハワイに挑む。2年連続の推薦による出場。昨年は予選落ちに終わったが、「(コースに)大きな変化はない。グリーンが昨日(月曜日)は柔らかかったけれど罠は罠。長いホールもあるのでティショットが大事になる」とリベンジを目指す。
日本ツアーでは賞金王争いを第一線で最後まで引っ張ったが、終盤に金谷拓実に抜かされて2位。12月に行われた米国男子ツアーの出場資格を争う予選会(Qスクール)では最終日に大きく巻き返すも8位で、出場権獲得とはならなかった。
それでも、下部コーン・フェリーツアーの出場権を獲得。「基本的には(下部ツアーに)出る。その合間で日本に帰ったり。コーン・フェリーがメインになる。そこからPGAに上がれるようにするのが1番の目標ですね」と米下部を2025年の主戦場にすることを改めて明言。“大西魁斗ルート”でPGA昇格を目指していくことになる。
「グリーン周りのラフも難しい。できるだけ乗せてバーディパットを打ちたいし、チャンスホールもいっぱいある。取りこぼさないプレーをできたらいいなと思う」。下部ツアーはバハマで行われる第2戦(1月19~22日)からエントリー。新たな挑戦に踏み出す前に、ハワイで満足のいく結果を残したい。