PGAツアー
米国男子
ツアー選手権
いまだ未決のLIV統合問題にR・マキロイが不満「最高のものを提供できていない」
ローリー・マキロイがLIVゴルフとの統合問題について不満を明かした。
配信日時: 2024年8月30日 09時16分
Round 1 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -16 | スコッティ・シェフラー |
2 | -9 | コリン・モリカワ |
2 | -9 | ザンダー・シャウフェレ |
4 | -8 | アダム・スコット |
4 | -8 | サム・バーンズ |
4 | -8 | ウィンダム・クラーク |
4 | -8 | キーガン・ブラッドリー |
4 | -8 | 松山 英樹 |
9 | -7 | サヒス・ティーガラ |
10 | -6 | テイラー・ペンリス |
<ツアー選手権 初日◇29日◇イースト・レイクGC(ジョージア州)◇7490ヤード・パー71>
今大会初日を6アンダー・10位タイで終えたローリー・マキロイ(北アイルランド)が、ラウンド後のインタビューでPGAツアーとLIVゴルフとの統合問題について不満を明かした。
PGAツアーとLIVを支えるサウジアラビアの政府系ファンド『PIF』との電撃統合が発表されたのは昨年6月。1年以上経った今も統合は実現されていない状況だ。今大会開催前にはPGAツアーのジェイ・モナハン会長が「まだまだ時間がかかる」と話していた。
このことについて報道陣から「長いあいだ話がまとまらないことに不満を感じていないか?」と問われたマキロイは「ええ。もちろん」と切り出す。「PGAツアーに関心のある人なら誰でも、フラストレーションを感じていると思う」と選手だけではなくファンや関係者の不安も気にかけた。
これまでダスティン・ジョンソンやブライソン・デシャンボー、ブルックス・ケプカ(いずれも米国)にジョン・ラーム(スペイン)といったスーパースターがLIVへ移籍。原則、PGAツアーにLIVの選手は出場できないが、これについても「私たちプロは、自分たちが出せる最高のものを提供できていない。彼ら(LIVへ移籍した選手ら)が去ったのは、彼らの選択だった。それは分かっている」と理解を示しながらも、現状を嘆いた。
統合が発表された当初、モナハン会長は昨年12月末の締結を目指すとしていたが、2024年の春頃に持ち越された。そして、今春も過ぎ、24年シーズンは終盤にさしかかっている。「もう十分長く続いた。みんな解決策を見つけようとしているが、そこにたどり着くのが難しい」と今回の問題について、結論は出ていない。「実現しなければ、PIFとサウジアラビアは代替案を検討しなくてはならない。進展がないのなら、それが次のステップになると思う」。
プレーオフシリーズも最終戦が進行し、今シーズンも残す試合はわずかなところまで来ている。PGA選手が気持ちよく戦える日はいつになるのだろうか…。
この記事のタグ
関連記事
ツアー選手権のニュース
- 最終戦で2億円超ゲット 過去最高…松山英樹の今季獲得賞金がすごい
- 最終戦9位、今季2勝を挙げた松山英樹 佐渡充高は「来年につながるシーズン」
- 今季の稼ぎは90億円超!? “最強王者”シェフラーの新境地【舩越園子コラム】
- 松山英樹が不安抱えながらも4日間完走 オフは日本でメダルお披露目?「見せたい人がたくさんいる」
- “年間王者”は今季7勝のスコッティ・シェフラー 松山英樹は9位