<ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報◇12日◇TPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムC(フロリダ州)◇7352ヤード・パー72>
今週は、米ツアーのフラッグシップ大会「ザ・プレーヤーズ選手権」が行われる。世界ランキング2位につけるローリー・マキロイ(北アイルランド)が公式会見に登場。「このトーナメントは年々規模が大きくなり、ゴルフコースや施設の整備も良くなっている。ここに戻ってくることができてうれしいよ」と語った。
11日にはタイガー・ウッズ(米国)が左足アキレス腱を断裂し、手術を受けたことを公表。これについてマキロイは、「とても残念だ。タイガーはケガに関して本当に運がない。4月のマスターズに向けて調子を上げようとしていたのに…。アキレス腱の手術は決して楽なものではないし、タイガーが元気で、回復が順調であることを願っている」と話した。
さらに、「タイガーは復帰に向けて、トライするだろう。今年、ゴルフをする姿を見ることはできないかもしれないけど、2026年には戻ってくるかもしれない」と、エールを送った。
ウッズは今年の12月30日で50歳になり、PGAツアーチャンピオンズ(シニア)に出場する資格を得る。以前、ウッズはシニア参戦を示唆する発言をしていた。一方、マキロイは「僕が出場することは絶対にない」と断言。
「体力に少し余裕がある」と話す35歳のマキロイだが、勝てる力があるうちに引退したいという考えを持っている。「僕がチャンピオンズツアーに出場するなんて想像もできない。50歳でゴルフに出場しなければならないなんて、なにかが間違っている」と、持論を展開した。