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熱戦とすてきな物語 PGAツアーらしいサンデー・アフタヌーン【舩越園子コラム】

「ソニー・オープン・イン・ハワイ」はグレイソン・マレーが復活優勝を飾った。

所属 ライター
舩越 園子 / Sonoko Funakoshi

配信日時:2024年1月15日 12時07分

一方、優勝争いは大いに盛り上がり、終盤は首位に5人が並ぶ大混戦になった。トータル17アンダーでフィニッシュしたアン・ビョンハン(韓国)、キーガン・ブラッドリー、グレイソン・マレー(ともに米国)の3人がサドンデス・プレーオフへ突入。

30歳のマレーは2017年「バーバゾル選手権」で初優勝を挙げたが、その後はシード落ちし、今季はコーンフェリー・ツアーを経てPGAツアーに復帰したばかりだ。昨年の秋に痛めた腰はいまなお完治しておらず、心身ともに不安要素が見て取れた。

32歳のアンは、昨年、ドラッグストアで購入して服用した咳止め薬がドーピング違反とされて3カ月の出場停止処分を受け、今年1月から戦線復帰したばかりだ。

そんな2人と比べると、メジャー1勝を含む通算6勝を誇り、世界ランキングでも16位に付けていた37歳のベテラン、ブラッドリーは圧倒的に有利に見えていた。

だが、最後の最後まで、何が起こるかわからないのがゴルフである。

プレーオフ1ホール目の18番はパー5。フェアウェイを捉えられなかったのはマレーだけだった。彼のボールは左サイドのパームツリー(ヤシの木)の葉に当たって深いラフに落ち、2打目はフェアウェイへ出すのが精いっぱい。3打目はピン左12メートルに止まった。

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