<ジェネシス招待 最終日◇18日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
圧巻の逆転劇だった。首位と6打差から出た松山英樹が9バーディの猛攻で『62』をマーク。トータル17アンダーで米国男子ツアー通算9勝目を飾り、K・J・チョイ(韓国)を抜いてアジア勢単独トップとなった。以下、優勝会見での一問一答。
―タイガーのホスト大会で勝てたことについて
この大会で優勝することは目標のひとつだったし、タイガーがホストになってから、なおさらそういう気持ちが強くなった。きょう一緒に写真撮りたかったんですけど、(タイガーが会場におらず)残念でした。
―K・J・チョイ超えについて
8回目の優勝から、ケガなどもありすごく長く感じていましたし、トップ10も入れず、「もう優勝できないんじゃないか」って思いましたけど、こうやって優勝できてうれしい。KJさんを超えることは一つの目標だった。
―丸山茂樹が最多優勝だったけど、それを超えてなにか話した?
(2017年に)丸山さんの3勝を抜いた時には、「早くKJさんの8勝を抜いてくれ」と何回か言われたことがある。やっと抜くことができてうれしいですし、丸山さんに報告しようと思います。
―15番と16番のショットについて
15番はティショット、セカンドともにに完璧なショットが打てた。それでバーディがとれたので、気分良く16番(パー3)を打ったんですけど、狙いより5ヤードくらい右に出た。結果的にかなり(ピンに)ついてくれたんで良かったなと思います。
―今朝コースに来たときに勝てると思った?
不安は大きかったけど、逆にミスショットがでると思ってやっていたのでそれが良かった。
―『62』のビッグスコアはキャリアでどんな位置づけ?
ショットの方がいつも良くて、そちらを評価している。きょうはパットが良くて、ショートゲームが良くてこのスコアなので、自分の中で評価するのは難しいんですけど、日曜にこのスコアで回れたことはすごく自信になります。
―優勝をどうやってお祝いしますか?
きょうの夜はもともと友人と食事をする予定だったんですけど、すごくいいディナーになりそう。
―背中の痛みはショートゲームに影響した?
背中ではなく、首が痛かった。ショットにすごく影響ありました。今年に入ってからは落ち着いて、寝る時も不安なく眠れている。もう少ししたら(これまで以上に)上位で戦える雰囲気はある。