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1年ぶり勝利のスコッティ・シェフラー 替えた“マレット型”パターの裏にマキロイからのアドバイス?

昇格大会「アーノルド・パーマー招待」で世界ランキン1位のスコッティ・シェフラーが1年ぶりの勝利。マレット型パターに替えたことにはあるきっかけがあって…?

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2024年3月11日 14時00分

<アーノルド・パーマー招待 最終日◇10日◇アーノルド・パーマーズ ベイヒルC&L(フロリダ州)◇7466ヤード・パー72>

松山英樹が6打差から逆転優勝を飾った「ジェネシス招待」の最終日、テレビ放送をしていたCBSスポーツの解説席にローリー・マキロイ(北アイルランド)の姿があった。そこで10位タイで終えながらもグリーン上で苦戦するスコッティ・シェフラー(米国)の姿を見ながら、コメントをした。

マキロイに憧れる岩井明愛もスパイダー愛用者【写真】

「僕も(パターの悩みを)ずっと経験してきたからよく分かる。ようやく安定するようになった。僕にとってマレットに変えたことは本当に大きかった。長い間、ブレードパターにこだわってきたけど、マレットを使うことでもう少しミスの許容範囲が広がるんだ」と自身の経験を語った。いまはテーラーメイドの『スパイダー ツアーX ハイドロブラストパター』を愛用している。

そして「スコッティがマレット型を使うところ見たいね」とシェフラーにパターを変えることを電波を使って進言した。「でもマレットを使わないから、他がすべてうまいシェフラーは僕たちに勝利のチャンスを分けてくれているんだ(笑)」とジョークも飛ばしていたが、この様子をシェフラーのスイングコーチを務めるランディ・スミス氏が見ていた。そして、シェフラーはマキロイと同じく、『スパイダー ツアーX』のマレット型パターを手にすることになる。

そしてシェフラーは「ランディが『ちょうどぼくもマレット型がいいと思っていたんだ』と笑っていた。ローリーも同じようにブレードパターを長い間使っていたからね。ローリーに良いからと言って僕に良いとは限らないけれど…。面白いタイミングだったね」とにっこり。「66」で逃げ切り優勝を遂げた最終日は24パット、ストローク・ゲインド・パッティング(パッティングのスコア貢献度)は『3.892』で全体1だった。

世界ランキング1位の実力者が1年ぶりの勝利。“新兵器”を携え、ここからその勢いは加速していくかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)

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