13日(木)に開幕する米国男子ツアー「ジェネシス招待」で今季初出場を飾るタイガー・ウッズ(米国)が9日の朝、フロリダ州ウエストパームビーチのトランプ・インターナショナルGCでドナルド・トランプ大統領とラウンドをともにした。複数の米メディアが伝え、ホワイトハウスもこれを確認。ウッズの長男チャーリーも同伴していたという。
トランプ大統領はゴルフを終えた後、NFLの優勝決定戦『スーパーボウル』を観戦するため、ニューオーリンズに向かった。一方のウッズは、ジェネシス招待が開催されるサンディエゴへと移動した。
4日にはPGAツアーのジェイ・モナハン会長とプレーヤーディレクターのアダム・スコット(オーストラリア)がワシントンDCのホワイトハウスを訪れ、トランプ大統領と面談した。同日にPGAツアーから発表された声明には、モナハン会長、スコットとともにウッズの名も記載されていた。面談では、サウジアラビアの政府系ファウンド『PIF』との統合について話し合われたとされる。
PGAツアーは、ウッズがこの会合に出席したかどうかについては明言していない。しかし、フライト追跡アカウント「レーダーアトラス2」によると、ウッズのプライベートジェットは3日夜にワシントンDC近郊のダレス空港に到着し、翌日早朝には南フロリダへ向けて出発したことが確認されている。
ウッズは自身のソーシャルメディアで、母のクルチダさんが4日朝に他界したことを報告。トランプ大統領も「素晴らしい家族だった」とクルチダさんを偲んだ。(文・武川玲子=米国在住)