米国男子ツアー通算6勝で、2023年シーズン年間王者にも輝いたビクトル・ホブラン(ノルウェー)が、今年の残りの試合を欠場すると、イングランドのbunkerd.co.ukが伝えた。
ディフェンディングチャンピオンとして出場した今季の米国男子ツアー最終戦「ツアー選手権」(8月29日〜9月1日)を12位で終え、まずは主戦場のシーズンが終了。その後は9月にDPワールドツアーの「BMW・PGA選手権」に出たものの、棄権していた、
これが現時点で最後の試合になっており、今季については欧州の最終戦までの試合には出ず、年内を休養に充てることが報じられた。bunkerd.co.ukは、ホブランのマネジメント会社などに確認を求めたが、返答はまだ得ていないという。
27歳のホブランは、今季米国で16試合に出場したものの未勝利に終わった。最高位は8月のプレーオフ初戦「フェデックス・セントジュード選手権」の2位。メジャーは「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」で予選落ちしていた。欠場も考えたという「全米プロ選手権」では3位に入っているが、「ひどいシーズンだった」と嘆くほど苦しい一年間を過ごしてきたことになる。
ホブランの休養の原因についても明らかにはされていないが、不特定のケガとも報じられている。なお来年1月には米国男子ツアーで復帰するとみられている。(文・武川玲子=米国在住)