次のターゲットは松山英樹? LIVゴルフのCEOであるグレッグ・ノーマン(オーストラリア)がオーストラリアのゴルフメディアの取材に応じ、“いまPGAツアーから誰が欲しいか?”という質問に答えた。
「我々は松山英樹と交渉している。それは認める」と、すでに松山へのオファーを進めていることを明かした。「英樹がジェネシス招待で勝った時、ぼくはまず何をしたと思う? 『おめでとう、誇らしく思うよ』と伝えた」と祝福のメッセージを送ったという。
アメリカ開催の大会ではあまり集客の目玉としてマーケティングされていないものの、日本のスター選手である松山は、アジアツアーとのビジネスにおいては中核となる存在だ。関係者によると、推定3億ドル(約450億円)以上といわれているジョン・ラーム(スペイン)を除けば、最も高額な移籍金を松山に提示したという。
リビエラCCでの勝利で、松山はアジア人選手によるツアー最多勝利記録(9勝)を更新。男子世界ランキングで20位に浮上した。LIVゴルフは今シーズン3戦目がサウジアラビア(3月1~3日)で開幕する。同大会でアンソニー・キム(米国)が12年ぶりに復帰することも発表済みだ。