<パリ五輪 最終日◇4日◇ル・ゴルフナショナル(フランス)◇7174ヤード・パー71>
日本男子ゴルフ界に初の五輪メダルをもたらした松山英樹。2021年の東京五輪では、銅メダルをかけた7人のプレーオフに敗れていただけに、3年越しのリベンジに成功した。快挙達成直後の声を一問一答でお届けする。
―今の気持ち
正直、金メダルを取りたかった。17番が終わるまではまだチャンスがあったので、うーん、残念と言えば残念ですけど。東京では獲れなかったというところで、この銅メダルもすごくうれしいです
―ホッとした部分は?
ほかの競技に比べたら(メダル獲得の)期待はされていなかったんじゃないですか?
―伸ばせなかった3日目と内容を比べると
バックナインで、いい勝負ができるように前半少しでも詰めておきたい。そのなかで自信を持って打てるものをつかみたかったけど、なかなか最後の方もパッティングが決まってくれなかった。結果としてメダルを獲れて良かった
―国を背負って
他の国のプレーヤーの方が感じてたと思う。トミー(・フリートウッド)なんかはフランスの人にめちゃくちゃ応援されているので、ロス(次回のロス五輪)ではそうなるように頑張りたいなと思います
―歴史を作ったという気持ちは?
それは分からないですけど、これをキッカケにゴルフを始めてくれる子供たちがいたらうれしいですね
―普段ゴルフを知らない人たちも見てる。そこに価値も感じる
獲れないよりは獲れた方が価値があると思う
―いつもとは違う感じ?
3位でもらうことはないので、そこは正直うれしいですね
―表彰台に乗ったときは
なにも考えてなかったです
―メダルの重みは?
重たいです(笑)
―次のロス五輪への気持ち
今年勝ったコースですし(※)、ロスは知り合いが多い。そういう意味でも絶対に出たい。また4年間頑張らないといけないと思う
※ロス五輪の会場は、今年2月に松山が優勝した「ジェネシス招待」のリビエラCC