タイガー・ウッズ(米国)が10日、「ジェネシス招待」を欠場すると自身のソーシャルメディアで発表した。
13日に開幕する自身がホストを務める米国男子ツアーのシグネチャー・イベントである「ジェネシス招待」への出場を表明していたタイガー。しかし、今月4日、最愛の母のクルチダさんが亡くなり、「今週はプレーしようと思っていた。だけどまだ準備ができてない」と綴った。
「きっと母は僕にプレーしてほしいと分かっていたから、準備を整えようとベストを尽くした。しかし、まだ母を亡くした哀しみの途中だ。僕に連絡をしてくれた人にとても感謝している。今週後半にはトーリーパインズGCに行きたいと思っている。母が亡くなっても変わらない厚意にとても感謝している」と続けた。
同大会はロサンゼルスの山火事の影響でリビエラCCから開催コースを変更。サンディエゴ・ラホヤのトーリーパインズGCで行われる。同コースでタイガーは、「全米オープン」を含む過去8度の勝利を挙げている。
欠場を発表した前日の9日には、フロリダ州ウエストパームビーチの“トランプ・インターナショナルGC”で、長男のチャーリー君を伴いトランプ大統領とラウンドをしている姿が確認されていた。(文・武川玲子=米国在住)