<AT&Tペブルビーチ・プロアマ 事前情報◇30日◇ペブルビーチGL(6972ヤード)、スパイグラスヒルGC(7041ヤード・いずれもパー72)◇米カリフォルニア州>
世界トップランカーが西海岸に集結するなか、ローリー・マキロイ(北アイルランド)もペブルビーチに帰ってきた。2019年「全米オープン」以来、5年ぶりとなる同地でのプレー。「久しぶりに戻ってこられて良かった」と、雰囲気を楽しみながら調整を進めている。
今年に入ってからはDPワールド(欧州)ツアーに出場していた。ツアー通算16勝中5勝を挙げたドバイの地で2試合をプレーし、2位と優勝。6つ目のタイトルを掲げた。「ドバイでは良い2週間を過ごせた。いつも居心地が良くて、気持ちよく一年をスタートできる場所」。そして勢いをそのままに、米国に乗りこんだ。
マキロイはツアー優勝者やポイントランキング上位者のみが出場できる開幕戦「ザ・セントリー」を欠場したため、今週が米国男子ツアーの今季自身初戦。「世界最高の選手のほとんどがここにいることは、トーナメントにとって非常にいいこと。素晴らしい一週間になることを願っている」と、昇格した新たなフィールドでの戦いを心待ちにしている。
今大会の優勝最有力にも選ばれた世界ランキング2位は、自信ものぞかせる。「2週間のプレーと2度の優勝争いは最高のスタート。早い段階で勝利を収めることは素晴らしいし、自信を高めた」。予選落ちとなった18年大会以来2度目の出場で、5年前のペブルビーチでは9位に終わった。マスターズ制覇を掲げる米ツアーの幕開けも、最高のスタートを切りたい。