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「お年玉です!」開幕戦Vで約5.6億円ゲット チーム松山が明かすツアー新記録“-35”の要因

米国男子ツアーの2025年初戦で松山英樹が優勝した。チームの面々は記録的Vをどう見た?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年1月7日 12時00分

<ザ・セントリー 最終日◇5日◇プランテーションコースatカパルア(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>

松山英樹が米国男子ツアーの開幕戦「ザ・セントリー」でツアー新記録となるトータル35アンダーで通算11勝目を飾った。“チーム松山”の専属コーチ・黒宮幹仁氏、キャディ・早藤将太氏、トレーナー・須崎雄矢氏らと記念撮影を行うなど、チームで優勝を喜ぶ姿があった。

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「お年玉です!」と笑顔で語ったのは早藤キャディ。優勝賞金は360万ドルで、日本円にして約5億6800万円を獲得した。「コーチと早めに(会場に)入ったおかげで、プロの状態が良かったのではないでしょうか」と黒宮コーチと早めにハワイに入り、入念に調整を行ったことが勝因だと考えている。

黒宮コーチは、オフ中の取り組みについてこう明かした。「多少ブレることもありましたけど、1年間を通して同じことを続けてきました。昨年はスイングを組み立てる中で、アラインメント(構えや方向性)に違和感を感じる場面が4、5回はありました。それで12月の頭に、アラインメントを見直しながらスイングを作り直そうと話していたんです」。

会場で具体的な調整も行った。「少し早めに入って、アラインメントからスイング、フィーリングのすり合わせを行いました。彼(松山)自身もかなり好感触を得られたようで、23歳頃のフィーリングに少し近づいて、練習場とコースでのズレも少ないからやりやすい、という話でした」と、開幕前に手応えをつかんでいた。

もちろん、昨シーズン中も試行錯誤を重ねていたが、成績を出さないといけない状況もあり、「なかなかすり合わせが上手くいかないことが多かった」と語る。「最低限できるところから組み立てて、ある程度の成績を出していく」ということを繰り返していたという。それでも「自分が納得いくアラインメントやスイングで(優勝)できたことが一番大きいかなと思います」と今後につながる勝利になったようだ。

フィジカル面などのサポートをしている須崎トレーナーは、これまでケガに苦しむ松山の姿を間近で見てきた。「(体に)問題なく、最初からラウンドができていました。本当に久しぶりに何もない週だったのかなと思います」。昨年の開幕戦前はケガの影響で十分な準備ができなかったが、今回はケガの影響を受けずに練習を積み重ね、本戦を迎えることができた。

「彼の場合、ケガがなく自分の思うようなプレーができれば、しっかり結果として反映される。それが今回は体現できたのではないかと思います」。痛みや不安がない状態で臨めたことが、トータル35アンダーという好成績につながった要因の一つだったと話した。

早藤キャディは「勝って兜の緒を締めます」と気を引き締めて、残りのシーズンに挑んでいく意欲を見せた。2025年は幕を開けたばかり。チーム一丸となって今季2勝目、そしてさらなる栄冠を目指して突き進む。

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