昨年の6月にプロ転向し、欧・米両ツアーで活躍した24歳のルドビグ・アバーグ(スウェーデン)が契約しているアディダスゴルフのハワイイベントに登場した。
アバーグは昨年のDPワールド(欧州)ツアー「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」でプロ2試合目ながら初優勝を挙げると、「ライダーカップ」では劇的な勝利を挙げた欧州チームの一員として活躍。11月には米国男子ツアー最終戦「ザ・RSMクラシック」で米ツアー初Vを果たした。
そんな2023年を「楽しいシーズンだった」と振り返る。「この直近の6カ月に関しては、本当に環境が変わっていろんなことを経験することができた。幼いときからテレビで見ていたような選手と一緒にプレーをしたり、シグネチャートーナメントに出たり。素晴らしい体験だった」とうなずいた。
アディダスゴルフのウェア、シューズを着用してルーキーイヤーを戦った。「アディダスというのは世界有数のブランドだし、アイコニック(象徴的)なブランドだと思っている。もちろん、幼いころから知っていて好きなブランドのひとつだった。チームのサポートがとても手厚くて、プロダクトもいい。とても感謝している」とアディダスゴルフへ大きな信頼を抱いている。
高身長で青い瞳を輝かせるアバーグの好きなクラブは「ドライバー。一番飛ぶから(笑)」と笑顔を見せる。強みも同じくドライバーだという。「僕だけでなく、(PGA)ツアー全体が距離に対するアドバンテージが顕著に見られるので。コースのマネジメント的にもなるべくドライバーを持つようにしているし、練習もしている。飛ぶとストレスが減るので、ドライバーが上手くなる分、いろんなところが簡単になるっていう要素があると思う」と話した。