「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」のトーナメント進出をかけたグループ総当たり戦がスタート。ローリー・マキロイ(北アイルランド)はスコット・スターリングス(米国)に3&1で快勝した。「後半でいいパットが決まってくれたのが勝因」と新しく手にしたスコッティ・キャメロンのニューポートに満足げ。
ニュードライバー、ニューパターで快勝 マキロイは“飛ばないボール”を支持!
グループリーグの初戦で順当に勝利したローリー・マキロイ。議論を巻き起こしている“飛ばないボール”問題に言及した。
配信日時:2023年3月23日 03時30分
「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」のトーナメント進出をかけたグループ総当たり戦がスタート。ローリー・マキロイ(北アイルランド)はスコット・スターリングス(米国)に3&1で快勝した。「後半でいいパットが決まってくれたのが勝因」と新しく手にしたスコッティ・キャメロンのニューポートに満足げ。
ドライバーは「ステルス2」、シャフトをフジクラの「ベンタスブルーTR6X」に変更した。「ドライバーショットは非常に良かった。僕にとってティショットはゲームのとても重要な部分」と好感触。「去年はほぼ44インチのドライバーを使っていたが、今年は新しいドライバーを44.5インチにしていた。ドライバーにロフトが多いのは好まないのだけど、スピンが十分でなかった。それで、他の部分で調整しようとシャフトをほんの少し軟らかくした。きょうはそれがとてもうまく行ったと思う」とうなずいた。これも2週後に迫る「マスターズ」を見据えてのこと。
そのマキロイは前日、米メディアの「NoLying Up」のインタビューで、議論を巻き起こしている“飛ばないボール”への支持を語っている。
「一般のアマチュアゴルファーからゴルフの楽しみを奪うことには絶対に反対」と前置きしつつ、「エリートゴルファーに限ったルールだというところがとてもいい」と支持。「反対意見が多いことも知っているが、飛ばないボールを使用することで、すぐれた選手がより分かるようになる」。ティショットの飛距離が約15ヤード落ちることで、2打目以降はより長いクラブでグリーンを狙うことになる。「飛ばすだけではなく、より多くの技術が必要となる」と持論を展開した。
さらに「ちょっと自分勝手かもしれないが、この提案は僕には有利だ」として、「ゴルフ界をより発展させる。もしメジャー大会が飛ばないボールを採用するなら、PGAツアーも採用すべきだ」と賛成をクリアにした。(文・武川玲子=米国在住)
この記事のタグ
関連記事
WGC - デルテクノロジーズマッチプレー
WGC - デルテクノロジーズマッチプレーのニュース
- 「最初」で「最後」のマッチプレー勝者 サム・バーンズに膨らむ期待【舩越園子コラム】
- サム・バーンズが大会制覇 ローリー・マキロイ、スコッティ・シェフラーは準決勝で敗退【マッチプレー】
- ローリー・マキロイ、スコッティ・シェフラーが準決勝進出 ザンダー・シャウフェレは準々決勝敗退【マッチプレー】
- 「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」ベスト16、準々決勝の結果
- 松山英樹は首痛のため棄権 R・マキロイ、S・シェフラーは順当に決勝トーナメント進出【マッチプレー】
PGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |