7日、タイガー・ウッズ(米国)は自身のSNSに「来週ホストとしてプレーすることにとても興奮している」と投稿。次週の米国男子ツアー「ジェネシス招待」(2月15〜18日)で2024年シーズンの初戦を迎える。
同大会は、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のリビエラCCで開催される。今季の“シグネチャー・イベント”の第3戦で、タイガー自身が主催する大会。今年も選手とホストの両方を務めると明言した。
昨年も同大会をプレーしている。その後4月の「マスターズ」をプレーしたが、第3ラウンドの途中で右足痛の悪化から最終日の朝に棄権し、その後足首を固定する手術を敢行した。12月には自身が主催する非公式大会の「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」で実戦復帰。また、長男のチャーリー君と組んで「PNC選手権」にも出場した。
タイガーが米ツアーの大会を戦うのは1年前の同大会以来となる。リビエラCCはタイガーが1992年に米ツアーデビューを飾ったコース。これまで15回出場をしているが、未だ優勝はない(一度は別コース開催)。
“格上げ大会”のジェネシス招待の賞金総額は2000万ドル(約29億円)、優勝賞金は400万ドル(約5億9224万円)で、タイガーはスポンサー推薦で出場する。試合は2日間の予選ラウンドを終えてトップ50位タイ、および首位と10打差以内の選手が決勝ラウンドへ進むことができる。
また、27年間に及ぶナイキ社との契約終了を発表したタイガーは、次週新しいウエアをお披露目することが想定されている。(文・武川玲子=米国在住)