現地時間25日、シミュレーションゴルフを用いた新リーグ『TGL』の決勝・第2試合が行われ、ジャスティン・トーマス(米国)率いる『アトランタ・ドライブGC』が初代王者に輝いた。
『アトランタ・ドライブGC』と『ニューヨークGC』による優勝決定戦。アトランタはトーマス、ビリー・ホーシェル、パトリック・キャントレー。ニューヨークはザンダー・シャウフェレ、リッキー・ファウラー、キャメロン・ヤング(いずれも米国)の布陣で臨んだ。
プレーオフではレギュラーシーズンと同じく、ドライバーやアイアンショットは大画面スクリーンを使用し、ショートゲームは実際のグリーンでプレー。15ホール中、前半9ホールは3人が交互にショットを打つ『トリプルス』、後半6ホールは『シングルス』で争われた。
序盤から両者のスコアは動かず、6ホールまで“ゼロ”という展開となった。7ホール目でニューヨークが1ポイント(pt)を獲得し試合が動き出すと、その後も2ptを追加。11ホール目までに3-0とニューヨークが有利に進めた。
大きく戦局が動いたのは12ホール目。アトランタがハンマーを宣言し、ニューヨークGCがこれを拒否したことで1ptを獲得すると、13ホールでも同様にアトランタ・ドライブGCが1ptを加算。そして14ホールでハンマーを宣言したアトランタのホーシェルがやや距離のあるバーディパットを沈め2ptをゲットし、逆転。帽子を投げつけ喜びを爆発させた。
最終ホールは両者バーディとして、最終的にアトランタが4-3で逆転勝利。初代王者に輝き、優勝賞金900万ドル(約13億6000万円)を獲得した。
【出場メンバーと結果】
〇アトランタ・ドライブGC…4pt
ジャスティン・トーマス
パトリック・キャントレー
ビリー・ホーシェル
●ニューヨークGC…3pt
ザンダー・シャウフェレ
リッキー・ファウラー
キャメロン・ヤング