<テキサス・チルドレンズ・ヒューストン・オープン 事前情報◇26日◇メモリアル パークGC(米テキサス州)◇7475ヤード・パー70>
フロリダスイングが終わり、ここからテキサス連戦が始まる。その初戦となる「テキサス・チルドレンズ・ヒューストン・オープン」に、久常涼、星野陸也、金谷拓実、大西魁斗が出場する。開幕を前に、4人がインタビューに応じた。
先週の「バルスパー選手権」で4位フィニッシュを果たした久常。最終日は一時首位タイに立つなど、米ツアー初優勝も見える位置で戦い、好成績を手にした。汗が噴き出るほどの暑さの中、練習ラウンドを終えた久常だったが、「先週と特に変わりはないと思うので、今週も頑張って行けたらいいなと思います」と涼しい表情。気持ちはすでに今大会へと向いている。
先週は初優勝の期待も膨らむ一戦となったが、目先の目標は昇格大会への出場だ。「しっかり今週、来週と頑張ってシグネチャーイベントに出たい」。
久常のように格上げ大会(シグネチャーイベント)への出場資格がない選手はフルフィールド大会での優勝や、シグネチャーイベント間の成績に基づくランキング『AONスイング5』による出場権獲得を目指すことになる。先週の成績により『AONスイング5』で3位タイに浮上した久常は、来週の「バレロ・テキサス・オープン」を終えてランキング5位以内に留まれば、次なるシグネチャーイベントとなる「RBCヘリテージ」への出場権を獲得できる。
「すごく距離があるので、タフな戦いになると思う」と警戒心を強める初めてのコース。シグネチャーイベント参戦に向けて、ポイントを積み上げていきたい。
先週の「バルスパー選手権」で、終盤の3連続ボギーで予選落ちを喫した星野は、「不甲斐ない結果になってしまったので、今週はしっかり修正して、まずは初日からいいスコアでスタートできるように頑張りたい」と、その悔しさを胸にテキサス初戦へと挑む。
金谷と大西は、「距離が長い中で、ロングアイアンでピンポイントに攻めていくことが大事になってくると思うので、しっかり練習して臨みたいです」(金谷)、「天候があまり良くないので、メンタル的にも頑張っていかないといけないと思います。まずは2日間、しっかり戦いたい」(大西)と、意気込みを語った。
今大会は『U-NEXT』でライブ配信される。