まさかの「77」で予選落ち濃厚! ローリー・マキロイのキャリアグランドスラムは来年以降に持ち越しか
キャリアグランドスラムを目指してオーガスタに乗り込んできたローリー・マキロイ(北アイルランド)だったが、達成は来年以降に持ち越しになりそうだ。
配信日時:配信日時: 2023年4月8日 00時36分
<マスターズ 2日目◇7日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>
世界4大メジャーで獲れてないタイトルはこの「マスターズ」だけ。ローリー・マキロイ(北アイルランド)のキャリアグランドスラム達成は、来年以降に持ち越しになりそうだ。
昨年は最終日の猛チャージでマスターズ自身最高の2位に入り、悲願達成目前まで迫ったマキロイ。同じ年に米ツアーと欧州ツアーの両方で年間王者に輝き、今季に入っても米ツアー1勝、欧州ツアー1勝、2週前の「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」で3位に入るなど好調を維持していた。ところが今年のマスターズ初日は、トップと7打差のイープンパー・37位と出遅れてしまう。
「明日は素晴らしいゴルフをして、あの大きな白いスコアボードに戻ることができると思う」と2日目の巻き返しを図ったが、一度もリーダーボードに名前が載ることはなく、2バーディ・7ボギーの「77」でホールアウト。トータル5オーバーは暫定61位タイで、50位タイまでの予選カットラインに3打足りない状況となっている。
きょうは2番パー5で3打目をグリーンオーバーさせてボギーが先行。3番でもボギーを叩き最初の3ホールでいきなり2つ落とした。その後、6、7、11番でもボギーがきて、この時点でトータル5オーバーに。13番パー5でようやく最初のバーディ。15番パー5でもバーディを奪って2つスコアを戻したが、続く16番パー3ではティショットをグリーンオーバー、最終18番パー4ではティショットを右の林に入れてボギーとしてしまった。
午後から強い風が吹き、気温がグッと下がったことで、カットラインがトータル5オーバーまで下がる可能性もあったが、2度の中断ののちに順延が決まったことで、かなり薄い望みになったと言わざるを得ない。月曜日の練習日にマキロイは、マスターズを5度制しているタイガー・ウッズ(米国)と練習ラウンドし、「ローリーが勝つのは時間の問題」と言わしめていたが、それは今年ではなくなりそうだ。
この記事のタグ
関連記事
マスターズのニュース
- 数字で検証 510Y→545Yに長くなったオーガスタ13番パー5は難しくなったのか
- タイガー・ウッズの1997年マスターズ初制覇の使用ボールが…850万円で落札!
- ジョン・ラームは7回目の挑戦 なぜ、マスターズは初出場の選手が勝てないのか
- わずか15分で完売!? 会場でしか手に入らないレアグッズ『マスターズ・ガーデン・ノーム』って?【マスターズに初潜入】
- マスターズトップ5に“LIV組”3選手の活躍 ブルックス・ケプカは「戦えると思わなければ誰も出場しない」