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松山英樹はパッティンググリーンで“飛ぶ角度”をオーガスタ仕様に?「思い通りに打てたらいいなと」

2023年の海外メジャー初戦となる「マスターズ」がまもなく開幕。松山英樹は何を語った?

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2023年4月5日 08時20分

<マスターズ 事前情報◇4日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>

月曜日はコースに出ずに練習場で調整した松山英樹。火曜日は9時30分から東北福祉大の後輩、比嘉一貴とともにアウト9ホールを回った。2週間前の試合では首痛で途中棄権しており、ラウンド中に気にするそぶりも見せたが、「大丈夫です」と現時点では痛みは出ていない様子。このあと、歴代覇者たちが集う「チャンピオンズ・ディナー」に出席する。

今回が初出場となる比嘉との練習ラウンドでは、4日間で切られそうなピン位置を想定して、狙いどころやアプローチの考え方まで親切に教えた。松山本人は「一貴がほしい情報を聞いてくれば、自分が思っていることを伝えているだけですね」と話したが、比嘉曰く「僕が聞くというよりは、松山さんは僕が知らない試合になったときの状況を想定してくれて、それを教えてくれるという感じなので、聞く隙もないような感じ」。昨年大会でも金谷拓実と中島啓太に同じように教えていた。

現在、松山と小平智が米国男子ツアーを主戦場としているが、それに続く日本人が現れていない。「一貴とか金谷が来てくれたら、また違った感じになるんじゃないかなと思います」。あとに続こうとする後輩たちには、協力を惜しむつもりはない。

後輩への指導とともに、自身の調整ももちろんぬかりない。気になったのは、パッティンググリーンで黒宮幹仁コーチがインパクトの瞬間を動画で撮影していたこと。パットではボールが順回転する前に、無回転で空中を飛ぶ瞬間があるのだが、落下したときに傾斜に影響されない角度をチェックしていたようだ。

また、パターのシャフトに『キャプト』と呼ばれるセンサーをつけて、ロフトやライ角、フェースローテーションのデータにも目を配る。こられについては「自分が思い通りに打てたらいいなと思っているだけです」と話す。オーガスタのグリーン仕様にパターも合わせてパッティングの微修正を行っている。

2021年大会ではアジア人で初めてマスターズに優勝し、2連覇を目指した昨年は14位タイに終わった。そのとき「グリーンジャケットを取り返したい」と言っていたが、きょうも「それを目指さないで来ているわけではない」と大会2勝目に照準を合わせている。「ここに元気よく来られたので、そういう意味では良かったと思います」。大会前日の水曜日はインの9ホールをチェックし、いよいよグリーンジャケットを取り返す戦いが始まる。(文・下村耕平)

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