PGAツアー
米国男子
全米プロゴルフ選手権
復活優勝のジェイソン・ディは「メンタル優先」 ぶっつけ本番でメジャーへ!
前週の「AT&Tバイロン・ネルソン」で5年ぶりの勝利を果たしたジェイソン・デイが、メジャー会場にようやく到着した。
配信日時:配信日時: 2023年5月18日 02時05分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -9 | ブルックス・ケプカ |
2 | -7 | スコッティ・シェフラー |
2 | -7 | ビクトル・ホブラン |
4 | -3 | キャメロン・デービス |
4 | -3 | ブライソン・デシャンボー |
4 | -3 | カート・キタヤマ |
7 | -2 | セップ・ストレイカ |
7 | -2 | ローリー・マキロイ |
9 | -1 | パトリック・キャントレー |
9 | -1 | ジャスティン・ローズ |
<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇17日◇オークヒルCC(米ニューヨーク州)◇7394ヤード・パー70>
前週のPGAツアー、「AT&Tバイロン・ネルソン」で5年ぶりの復活優勝を遂げたジェイソン・デイ(オーストラリア)。「全米プロゴルフ選手権」開幕前日の17日午後早くにコースに姿を現すと、キャディを伴いショートゲームの調整を行ったあとはコースに出ず休養。今週は練習ラウンドを一度もせずに「ぶっつけ本番」でメジャー大会へ臨む。
35歳のデイにとって5年ぶりの勝利は心身ともに大きな「疲労」となったという。気温が10度にも達しない寒さの中でショートゲームの調整のみ。「明日の開幕に向けてメンタルの準備が整っていることを確認したかった。きょうは無理に練習ラウンドをしても、明日、気持ちが疲れ果ててしまったら絶対にいいプレーはできないからと」と黒いニット帽で防寒しながら大きな笑みをみせ、「心身を休めることを優先した」と話した。
前回、同コースで開催された2013年大会は8位。「しかし今年は例年の全米プロとはコース設定が違うようだ」と10年前から大きく改造されたコースの印象を語った。
「深いラフに速いグリーン、バーディ合戦ではなくグリーンの真ん中を狙って、どうやってスコアを守るかがカギになる」と攻略法を立てた。15年、ウィスコンシン州のウィスリングストレイツで開催された今大会でメジャー初勝利を挙げた。ところがが翌年の16年、ディフェンディングチャンピオンで迎えたバルタスロールでの大会でも水曜の午後にウェッジとパターを持ってコースに出ただけで、「練習ラウンドをしなかった」という。それでも結果は2位だった。
「先週の勝利は自分がやってきたことが正しい方向へと向かっていることが証明できた。勢いに乗ればもっといいプレーができると思う」と元世界ランキング1位はマイウェイでメジャー勝利を目指す。
この記事のタグ
関連記事
全米プロゴルフ選手権
全米プロゴルフ選手権のニュース
- 「本当に関係ない、過去のこと」 世界に挑戦する比嘉一貴が“賞金王”の肩書きに思うこと
- 初タッグは10年前の同地 キャディが語るブルックス・ケプカの苦悩と復活劇
- 「夢のような一週間」 ホールインワンも達成、クラブプロが魅せた“アメリカンドリーム”
- 全米プロ、「優勝者」と「立役者」【舩越園子コラム】
- LIV勢がメジャー初制覇! トップ10に3選手、マスターズに続く大健闘