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マキロイの“大願成就”に向けて佐渡充高が太鼓判「キャリアグランドスラムを達成して欲しい」

中継したBS10(BS10ch)で解説を務めた佐渡充高が大会を振り返る。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年3月18日 15時00分

ローリー・マキロイはマスターズ初制覇に向けて大きな1勝
ローリー・マキロイはマスターズ初制覇に向けて大きな1勝 (撮影:GettyImages)

<ザ・プレーヤーズ選手権 最終日◇17日◇TPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムC(フロリダ州)◇7352ヤード・パー72>

米ツアーのフラッグシップ大会は、月曜日決着に。世界ランキング2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)とJ.J.スポーン(米国)との一騎打ちは、同コースのアイランドグリーンの名物ホール、17番パー3を含む上がり3ホールのトータルで行われた。結果はマキロイがトータル1オーバー、17番パー3で池に落としトリプルボギーとしたスポーンは完敗だった。中継したBS10(BS10ch)で解説を務めた佐渡充高が大会を振り返る。

【連続写真】世界No.1の飛ばし屋ローリー・マキロイは“右肩”でつかまえてシャフトで逃がしていた!?



16日に行われた最終ラウンド。トータル12アンダーでマキロイとスポーン(米国)が並び、勝負の行方はプレーオフに持ち越された。しかし、日没の時間を迎えたため、翌現地時間17日午前9時に再開。16番から18番の3ホールでのストロークプレーで争われた。


プレーオフ1ホール目となった16番パー5では追い風の中、340ヤードを超えるビッグドライブでフェアウェイを捉えた。このティショットが勝利を引き寄せたのかもしれない。セカンドも難なくグリーンを捉えて2パットバーディ。一方、スポーンは圧されたようにティショットを右ラフに入れるとバーディを奪えなかった。

勝敗を分けたのは“アイランドグリーン”になっている名物ホール17番パー3だった。先に打ったマキロイは9番アイアンで9メートルにオン。アゲンストの風の中、スポーンは8番アイアンでピンにまっすぐ向かったが、まさかのグリーンオーバーで池を直撃した。3パットとしたマキロイがボギーとしたのに対し、スポーンは第3打も寄せきれずに「6」のトリプルボギー。このホールで勝負は決した形だ。

解説を務めた佐渡は、「最終ラウンドのプレーもすごかったですけど、3日目のプレーが優勝を手繰り寄せたと思う。風速10メートルの強風のなか、我慢のゴルフを続けて『73』でしのいだことが最終ラウンドにつながったと思います」と話した。

今季初勝利を挙げた2月の「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」では最終18番のティショットでアイアンを握り、“大人のゴルフ”を見せたマキロイ。4月の「マスターズ」初制覇に向けて、着実に勝利をつみ重ねている。

「シグネチャーイベントのペブルビーチを勝って、フラッグシップ大会のプレーヤーズに勝って、本当に史上6人目のキャリアグランドスラムを達成して欲しい。それ以外のメジャーも活躍していくでしょうし、ひょっとしたら、スコッティ・シェフラーを追い越して、世界ランキング1位になる可能性もあるぐらいの優勝だったと思う」。悲願達成に向けて、オーガスタではマキロイのプレーから目が離せない。


BS10では毎週月曜夜9時から「PGAハイライト」を放送(公式アプリでも同時配信)。決勝ラウンド2日間にわたって放送した中継映像、今大会のハイライト映像を1時間に凝縮して振り返る番組を放送している。

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