<マスターズ 最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>
最終日、18番グリーン奥に待っていたのは初制覇を成し遂げたジョン・ラーム(スペイン)の家族や仲間たち。負けたブルックス・ケプカ(米国)が戦う「LIVゴルフ」の仲間の姿はなかった。
マスターズトップ5に“LIV組”3選手の活躍 ブルックス・ケプカは「戦えると思わなければ誰も出場しない」
LIV勢がマスターズで奮闘した。
配信日時:2023年4月10日 08時00分
<マスターズ 最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>
最終日、18番グリーン奥に待っていたのは初制覇を成し遂げたジョン・ラーム(スペイン)の家族や仲間たち。負けたブルックス・ケプカ(米国)が戦う「LIVゴルフ」の仲間の姿はなかった。
サウジアラビアの政府系ファウンドがバックアップするLIVゴルフのCEOグレッグ・ノーマン(オーストラリア)は、「LIVゴルファーがマスターズで勝つなら、出場しているLIVゴルファー全員が18番グリーンで待っている」と話していたが、その光景は叶わなかった。
最終ラウンドはラームVSケプカともいえる一騎打ちの様相を呈していた。しかし2打リードでスタートしたケプカは前半からスコアを崩し、バックナインには逆に2打差でラームを追いかけた。しかし最終的には「75」と崩れ、2位に終わった。
だが、同じLIVゴルフで戦うフィル・ミケルソン(米国)が「65」をマークして猛追、ケプカと並ぶトータル8アンダーで2位に食い込んだ。同じく2018年「マスターズ」覇者のパトリック・リード(米国)も「72」と耐えて4位で終えた。
「もちろん勝てなかったことに、とても落胆している…」と悔しがったケプカ。17~19年にメジャー4勝を飾り“メジャーハンター”とも呼ばれたが、今大会では最終日に力尽きることとなった。それでもようやく膝、手首、腰の痛みから解放され「体さえ健康であれば戦える」と自信も取り戻す。「LIVゴルファーはみな、戦えると思わなければここに来ない。フィルはずっと良いプレーをしているし、パトリック・リードもそう。もう我々が戦えない、終わった選手だというのは、メディアが作り上げたものだ」と語った。
そして「それにしてもフィルの『65』は素晴らしい。ファンはゴルファーが分断していると思うかもしれないが、我々はお互いになにも思っていない。僕たちはなにも変わっていない。同じ人間だ」とケプカは結んだ。
記事に関連するリーダーボード
関連記事
マスターズのニュース
- 数字で検証 510Y→545Yに長くなったオーガスタ13番パー5は難しくなったのか
- タイガー・ウッズの1997年マスターズ初制覇の使用ボールが…850万円で落札!
- ジョン・ラームは7回目の挑戦 なぜ、マスターズは初出場の選手が勝てないのか
- わずか15分で完売!? 会場でしか手に入らないレアグッズ『マスターズ・ガーデン・ノーム』って?【マスターズに初潜入】
- ジョン・ラームがセベ・バレステロスの誕生日にスペイン勢4人目のマスターズ制覇「とても信じられない」
PGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |