ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

木下稜介にロイヤルトゥルーンの洗礼 パター苦戦で『75』「我慢のゴルフ」

木下稜介は4オーバー発進。パット修正で決勝進出を狙う。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年7月19日 06時30分

<全英オープン 初日◇18日◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385ヤード・パー71>

空は曇り、海側から強風が吹く中で世界最古のメジャーが開幕した。今年で2度目の出場となった木下稜介は幸先良く“おはようバーディ”を奪ったが、後半で崩れた。2バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「75」。4オーバー・82位タイで初日を終えた。

ブッシュに入れるトラブルも…【写真】

前半はティショットをフェアウェイに置き、グリーンを捉えることもできていた。だが、後半は風と気温の影響でガマン続きのゴルフとなった。「スタートだけは良かったんですけど、そこからはなかなか我慢のゴルフだった。外してはいけないほうに外すことが多かった」とロイヤルトゥルーンの名物でもあるポットバンカーや深いラフに外すシーンが目立った。

ショットの調子は悪くない。「この風のなか、うまく対応できたと思う」と難コンディションのなかとしては、手ごたえは悪くない。課題となったのはパッティングだった。「ファーストパットのタッチも合っていなかったですし、微妙なパーパットも決めきることができなかった」とロングパットやワンピン以内の距離感に苦しんだ。

ただ、見せ場は作った。雨は降ったり止んだりを繰り返し、後半に進めば進むほど風は勢いを増した。5オーバーまでスコアを落とし、苦しい状況で迎えた16番パー5(572ヤード)。ティショットでは打ったあとに片手を離し緊張感が走ったが、ボールはフェアウェイ右サイドに残った。強いフォローの風が吹くなか、2打目をアイアンで刻むと、3打目でワンピンほどにつけてギャラリーから拍手が起きる。

「キャディがはっきり『フックです』って言ってくれたので、それを信じて」としっかり沈めてバーディを奪取。「あのバーディが入って良かった」と安どの表情を見せた。苦しい初日となったが、会心のバーディは予選通過に向けての好材料となる。

「かなりオーバーパーになってしまったんですけど、パッティングさえ決まってくれれば絶対アンダーを出せると思う。最後まで諦めずに頑張ります」。課題は明確だ。あすは午後スタートということもあり、ゆっくり練習することができる。決勝ラウンドに進むためにも、しっかりと調整を行いたい。(文・高木彩音)

【全英オープン】U-NEXTで独占生配信

関連記事

全英オープンのニュース

PGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO (国内男子)
    2025年4月10日 4月13日
    開催中
    東建ホームメイトカップ
  2. JLPGA (国内女子)
  3. PGA (米国男子)
    2025年4月10日 4月13日
    開催前
    マスターズ
  4. DP World (欧州男子)
    2025年4月10日 4月13日
    開催前
    マスターズ

おすすめコンテンツ

関連サイト