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日程 2023年5月18日-5月21日賞金総額 $17,500,000

ミケルソンとの共演ならず「あともうちょっと…」 星野陸也は全英出場目指し欧州転戦へ

星野陸也が挙げたメジャーで重要なポイントは?

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年5月22日 09時00分

<全米プロゴルフ選手権 最終日◇21日◇オークヒルCC(米ニューヨーク州)◇7394ヤード・パー70>

この日1オーバーで迎えた最終18番パー4。ティショットを同じく左ラフに入れた前日はレイアップを選択した星野陸也は、最終日はグリーンを狙った。「いいショットが打てた。きょうはいいショットしたときのギャラリーの歓声がすごくて、やっぱり楽しいなと感じました」。打ち上げになっているグリーンの手前ラフの土手に当てて、ピン手前7メートルにオン。続くパットは決めきれずにパーとしたが、2バーディ・3ボギーの「71」で最終日を終えた。

「アンダーを出す気持ちでプレーしていた」という18ホールは、ボギーが先行するもバーディで戻す展開。後半では12番で落としたが、15番パー3でティショットを60センチにつけてイーブンに戻した。だが、続く16番で9メートルからの3パットボギーでまたひとつオーバーパー。「1つ足りなかったな」と目標に及ばなかったことを悔やむ。

この日のペアリングも、「あともうちょっと」惜しかった。星野のひとつ前は、「小さいころにクラブの動きをすごく参考にしていた」という憧れのフィル・ミケルソン(米国)とジャスティン・トーマス(米国)の組。朝早くからのスタートにも関わらず、大ギャラリーを引き連れた注目組だった。

ミケルソンと一緒に回れなかったことを残念そうに話すが、スタート前の練習のときにはツーショット写真も撮影。さらに本人の前で球を打った。「すぐ後ろで練習しているのを見て、つい見入っちゃうような感じ。またここで、早く(一緒に回りたい)」とその時を振り返る。

トータル11オーバーの62位タイで終えた自身3度目の全米プロゴルフ選手権では、メジャーでの課題も見つかった。「まず初日。初日に結構スコアを打って、2日目にギリギリの予選通過になったりしている」。今大会は第1ラウンドに「75」の97位タイと出遅れると、2日目に「70」と耐えてカットライン上での決勝ラウンド進出。出場が決まったのが開幕前週で予定も立てにくいドタバタの準備となったことは否めないが、スタートダッシュの必要性を実感した。

それでも、週末をプレーしたことで得た手応えもある。ガマンを強いられるタフなセッティングのなかで、ショットの精度、マネジメント、ライの見極めなどに「慣れ」てきたことで、「なんか分かってきたみたいな感覚がある」とその攻略ポイントを掴んだという。「それを忘れないように、次でしっかり生かせるように」と手土産をもって、来週は今季主戦場とするDPワールド(欧州)ツアーに出場する予定だ。

「全英オープン」までは日本に帰らず、当分は欧州ツアーを転戦する予定。目指すのはツアー初優勝。「もっと揉まれて、もっといっぱい技術を学んで、頑張ります」。今季自身初メジャーで手にした手応えと課題とともに、オランダへと向かう。(文・笠井あかり)

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